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『着物を着たパリ娘』 by アルフレッド・ステヴァンス

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    あお着物をはおった女性のうしろ姿。右掌に団扇をもつそのヒトは、じっと鏡にみいっている。彼女の瞳にはなにがうつるのだろう。ほのかなあかりに照らし出されている、黄金色を背景に描かれた花々、そして、それと競うかの様に、花瓶にある花々があかく映える。


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    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 08:46 * comments(0) * trackbacks(0) * -

    『みつまたわかれの淵』 from 『名所江戸百景』 by 歌川広重

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      眼下にあるのは、あおい水面。その水面のむこうにはみどりがひろがり、遥かには富士山 / Mount Fujiが望める。
      そのあおさをことさらに強調するかの様に、しろい帆をかかげた幾艘もの舟が行き交う。


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      るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 08:56 * comments(0) * trackbacks(0) * -

      『異国のエヴァ』 by ポール・ゴーギャン

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        みどりもまぶしいそこはここならざる楽園か。そこにたたずむひとりの裸婦。一糸まとわぬその裸身はその光景のなかにあってことさらにしろく輝いてみえる。
        彼女のそばには1本の樹がはえており、しろい花とあかい果実が彩りを添えている。そしてその枝には、1匹の蛇がまとわりついているのだ。


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        るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 09:17 * comments(0) * trackbacks(0) * -

        『仏手柑・ノジマ3(フィンガー・シュトロン(ノジマ)3)』 by 森村泰昌

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          木製の箱からのぞく1対のてのひら、まるでなにかをつつみこんでいる様な、ふしぎなふくらみがそこにはあるが、実際はまっくらな空間をかたちづくっているだけだ。
          そしてその脇には、ひだりのてのひら、かるくにぎりしめられているそのなかには一体、なにがかくされているのだろうか。


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          るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 08:15 * comments(0) * trackbacks(0) * -

          『ペピータ・トゥドー』attribute to ギジェルモ・ダッカー

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            面長なかんばせ、二重のつめたいまなざし、そして、しろい肌はそのうなじをなまめかしくみせる。


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            るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 08:36 * comments(0) * trackbacks(0) * -

            『部屋』 by バルテュス

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              それまで闇にとざされていたそこに、不意に外部から陽光がさしこむ。少女が暗幕をあけはなったからだ。もしもそこに吸血鬼がいるのならば一挙に一塊の灰燼に帰すに違いない。
              しかし、そこにあるのは、椅子のうえにあおむけによこたわる少女の肉体だ。おさない肉体は陽をうけて、しろくうつくしく輝いている。
              いきているのか、しんでいるのか、それとも、ねむっているのか。
              その判断をくだすための材料はいまだなく、あざやかな血潮も鋭利な凶器も弾痕も、そこにはみいだせないのである。


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              るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 08:28 * comments(0) * trackbacks(0) * -

              『ヴェールを被る婦人の肖像(ラ・ヴェラータ)』 by ラファエロ・サンツィオ(ラファエロ・サンティ)

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                この作品は既に同じ画家の『小椅子の聖母 / Madonna Della Seggiola』(こちらで紹介)の中で掲載し、なおかつ、その画家の『若い婦人の肖像(ラ・フォルナリーナ) / Ritratto di giovane donna (La Fornarina)』(こちらで紹介済み)でも言及していますが、あらためてこちらで紹介します。



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                るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 08:02 * comments(0) * trackbacks(0) * -

                『福音書記者聖ヨハネ』 by エル・グレコ

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                  その青年はとても理知的にみえる。その青白く描かれた肌理から、冷徹とも冷酷とも、みることも出来る。青を基調とした背景も、不穏な印象を与えるばかりだ。
                  一体、彼は誰なのだろう。その問いに関しては、右の掌にした盃が表明している。


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                  るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 08:55 * comments(0) * trackbacks(0) * -

                  『子供たち』 by バルテュス

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                    「たとえばこの二枚の絵に見られる姿勢は、ふつう、心の奥底にある性の意識に働きかける。ところがよく見ると、絵には必ず、少女たちがこうした姿勢をとる口実が与えられている。<中略>従って、少女たちは自分の姿勢をまったく意識していません」
                    「つまり少女は無垢であり、見る側の視線にだけ性の意識が介在している。その結果、絵を見る人は、自分の内部にある性の意識を外に引きずり出され、それと向かい合わざるを得なくなる。<後略>」
                    (『世界名画の旅〈2〉フランス編2』(編:朝日新聞日曜版編集部 刊:朝日文庫)より)


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                    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 09:21 * comments(0) * trackbacks(0) * -

                    『シャルル7世戴冠式のジャンヌ・ダルク』 by ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル

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                      甲冑を身にまとったそのヒトは、右掌にある旗をおおきくかざす。ながくのびた栗色の髪と下半身をおおうスカートで、そのヒトが女性であると知れる。
                      頭部には光背 / Aureolaが認められ、それをしってかしらずか、その場のだれしもがこうべをたれ、りょうの掌を組む。


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                      るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 08:51 * comments(0) * trackbacks(0) * -
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