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詩『しゃしん: A Photo』

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    いちたすいちは にぃ
    そういってとった

    整理していた遺品のひとつ その1枚にわたしがいる
    かつてのわたし そうなのかもしれない
    なぜって そこにいっしょにうつるひとびととにはもうずっとあっていない
    そんなときが以前あった 証拠品の役割だけをおびている

    去来するもの
    それをゆるしてはならない
    それをみとめてはならない
    かたくななわたしは わたしにそうつげる

    そうしてもとへとかえす
    だってそのひとはもういないのだから
    だからわたしも(当時のわたしも)
    いないほうがいいのだ
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    詩『叱られて:Be Scolded』

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      なく
      かなしいから ではない こわいから ではない
      それをしたのは わたしだ それをしなかったのは わたしだ
      そして そのひとにしかられる ほかのひとにもしかられる
      わたしにあるのは くやしい そのひとことだ それしかない
      くやしさが くやしさだけをうみ そしてなく それがひたすらくりかえされる
      しかられたそのことも しかったそのひとも そしてそのきっかけになったことも すっかりとわすれて
      わたしがわたしをみとめられなくなったそのときを
      わたしがわたしをしんじられなくなったそのときを
      それにきづかされて なく
      しかられるのは そのほんのきっかけにすぎない
      だからだれもうらんでいない だからきっとまたおなじことをしでかすだろう
      だが なくのはさいしょのそのときだけだ それでいい
      それがわたしなのだ そうしてしまうのがわたしなのだ そこからはじめよう それしかない
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      詩『夕陽のなかを: Riding On Under The Sunset』

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        詩『ありがためいわく:To Overdo It』

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          詩『諧謔の徒:A fellow For Cracking Jokes』

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            笑顔をひょうするくちもとの そのはじにうすく歯がのぞいている
            りょうの目尻はじゅうぶんだが それにささえられるまなこはつめたい

            そのひとからこぼれるのはうらみごとばかり
            だけれども だからこそ かちえるのはきくもののわらいばかりだ
            つまり道化にてっしているのである

            だれも本心はわからない
            だれも正直にはかたらない

            そのひとはそれでまんぞくしているのだ

            おのれの過去の失態をおもしろおかしくかたり
            すくなくともその場のだれひとりきずつかない

            すべてはなごやかにはじまり そして なごやかにおわる

            わたしがとがめる必要もないのだろう わたしがきにやむ理由もないのだろう

            だけれどもそのあとでひとり
            自室にかえったわたしはかがみをのぞきこむ
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            詩『映画:Below The Screen』

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              くらいそこ かたずをのんでみている
              そして、いきもひそめてまっている
              このやみを共有するのを
              そうおもわれても いたしかたはない

              かたほうのうではひじかけにあり
              そっとにぎりしめている

              みつめているものはおなじだが おもいはそこにない
              あなたもきっとそうだろう
              そうでなければならない


              とてもちかくにいるのにとてもとおい
              銀幕のむこうにいるものたちのほうがまだわかっている

              ひとつの物語が核心へとわたしたちをいざなうが
              もうひとつのゆくえは わたしにもわからない
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              詩『やこう:Going AT Night (Luminous)』

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                まっくらなそら とんでいく
                わがみをこんじきにかがやかせて
                はらからをもとめて よるにとぶ

                そこにはなにもない
                みえるものもなにもなく
                おのれがまぶしいばかりだ

                だがひとつだけしんずるものがある
                もしもであえたのならば
                そのみはそのものとひとつになり
                そしてよるにきえるのだと

                そのときこそしんのやみだ
                そうしてそこにはなにもいなくなる

                そのために かれはひとりいく
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                詩『サーカスの少女:A Girl In The Circus』

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                  JTに

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                  詩『なじみの店:To Her Favourite Bar』

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                    Dに

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                    詩『無題:Untitled』

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                      わたしは階段をのぼっている
                      うすぐらく そしてしずかだ
                      おぼつかないわたしはさっきから足許ばかりをみている
                      手摺はけっしてはなせない

                      おどりばにつくときゅうに視界がひらける
                      採光はそこでしかない
                      そして 手摺につかまったまま ぐるりとまわるわたしがみえる
                      この視界はなぜ てにはいるのか

                      その小説にえがかれているのは あるおんなの波乱万丈である
                      うなりをあげるかのような物語の進展は 彼女の主観でつづられている
                      その場の感情のたかまりはともかく なぜ精緻な筆致でかきあらわされているのか
                      しかもさいごには 主人公もしんでしまうというのに

                      だからこれはゆめである そう結論づけるのはいかにもたやすい
                      さきほどからわたしはずっとえがいている たったひとつの ひとすじの稜線を
                      るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -
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