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詩『暗転:Fade To Black』

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    そのおとこひとりのこして
    うかぶのは彼の表情だけだ
    彼がみつめるのがおもいでだけなのだ
    なにもいわなくてもいい きっとそれで充分なのだ

    そのかのじょひとりのこして
    うかぶのは女の表情だけだ
    そしてなにをかたろうとするのだろう
    だれにもそれがおもいあたらない

    おんなをみる
    だが実際にみえるのは周囲 街の日常だ
    まるで女性ひとりが闇にきえたように
    そこだけがくらくうきあがっている

    やみにきえてしまった彼女のあとに
    彼をそのまますえてみる
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    詩『ながめ:A View』

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      やまがみえる
      うみがみえる
      そこはどこ

      はながさき
      とりがうたい
      ちょうがまう
      そこはどこ

      そこはここではない
      だからといってここをかたるいみもない

      かつて それとも いつか
      きぼう とよぶにはおこがましく
      ゆめ とよぶにははかなすぎる

      ふと めをそらせただけなのだ
      だけれども まよい とよぶほどのかくごもない
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      詩『ふるえる:Quivered』

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        あしもとがおぼつかないばかりか
        なぜここにこうしているのだろう いや わかっているのだ
        だからこそ なのだ
        そしてそれをすなおにひきうけられない
        それだからこそ なのだ
        わたしのそとに そのりゆうがある
        そうやってつっぱねられるものがない
        自信でも 根拠でも
        よそからみればそれはいいがかりめいたものでもいいのだ
        それすらない
        あえていえば いつまでもこうしていたい (ほんとうに?)
        それすらもかなわぬ
        ときはこくこくとすぎていく それもしだいにふたしかなものとなる
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        詩『なじる:Hissing In Anger』

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          Kに

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          詩『夜、化粧室にて:Night, In The Dressing Room』

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            Tに

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            詩『くらいあさ:Morning In The Dark』

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              めざめてふとおもう
              もとよりあさひのささない場所だ
              だけど、なにかがたりなく、そのかわりになにかがそこをしめている

              あなたはいない
              それは今朝にかぎってのことでもなく 昨夜にはじまったことでもない
              第一に、それがさししめすものがだれなのか、もうわからない

              調度も家具もなにもかわらずうしなわれたものはない あたりまえだ
              うしなわれつつあるものはあるにはあるが
              それをとりもどすにはもうおそい

              やるべきことはいくらでもある それをひのべしたらどうなるか わかってはいる
              ここで時の不条理をなじんでもいたしかたない それもわかっている

              でも、陽がさすまでこうしていよう
              その結果、おそきに失することになろうとも
              あきらめこそが肝心なのだ きっと
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              詩『はなぞの:At A Flower Garden』

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                さり際、案内役の管理人がこんなことをいう。
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                詩『老婆とあるく:Walking With An Old Lady』

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                  AFに


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                  詩『空白:A Blank』

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                    きょうが日曜日であること
                    理科室でかがされたアンモニアのにおいのこと
                    最初に発狂するものがまず第一に救済されること
                    わすれものをまたおもいだしたこと
                    搭乗手続きもまじかなのにまだ席を手配できていないこと
                    そとのいろよりも天気予報を信用せざるをえないこと
                    3人ではひとりたりないこと
                    冷蔵庫にはいっている紙パックのかずのこと
                    思われ人さえも孤独であること
                    1週間入院する際のパジャマのいろのこと
                    そのひとは笑顔の写真の構図がいつもおなじこと
                    入浴中にもかかわらずに憂鬱であること
                    みしらぬおおくのひとのてがさしのべられること
                    そして最後になにかでうめつくさなければ空白の存在さえもあやういこと
                    るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

                    詩『六角館にて:At The House Of Hexagon』

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                      OTに

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