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詩『蜘蛛の巣:On A Spiderweb』

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    VPに

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    詩『白球:A White Ball』

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      さいしょはざわめき、次第にそれが歓声へとかわる
      おおぞらに1点、しろい円がうかび、それがたかくとおくへときえていく

      あるものはそれにゆびをさし、あるものはのみこめぬ事態におおきくめをみはる
      ここは球場ではないのだ
      そして、だれもが自身の憶測をたしかめようとする

      それをおうもの、それとはぎゃくに、そのみなもとへとむかうもの
      ここにいるほとんどすべてのひとは、2派にわかれようとする
      まるで、そこにモーゼがあらわれたかのようだ

      かれらふたつの潮流があらわれることによって
      呆然とし、そのすべをしらないものも浮上する
      いま、ここでおきていることにかれらは理解がおよばない

      さてそこで、わたしはいったいなにか
      あたかもそれをそこでいまみてきたように叙述するわたしはだれか

      そんなたちばにいるじぶんがはずかしくはないのだろうか
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      詩『春眠:Sleeps In Spring』

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        ゆめからさめるとあらたにゆめがはじまる
        けっしてめざめることはない

        あなからでたけだものはそこがどこなのかわかるのだろうか
        さくやとけさはけっしてじつづきではないのだ
        いやだからこそ、かれらはいきている
        そしてたたかってもいる
        あらたな展開が自身におこった その自覚がないだけだ

        とびらのむこうにあるのはとびらだ
        わたしがここにいるのもべつのとびらをあけたからだ
        それではここはいったいどこなのか

        なにもはじまらないということはけっしておわらないということだ
        それだけはわかっている

        そしてそれだからこそおそろしい
        にどとめざめたくはないのだ だからこそ
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        詩『ぬるまゆ:Lukewarm』

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          たしかにここはいごこちがいい
          ここにいれば、なにもかんがえることもない

          極北の氷海
          死後まちかまえている釜の湯も
          すべてはどれもえそらごとなのだ

          わたしの身体からありとあらゆるものがにじみでる
          悦びも哀しみも それをいつかきっとだれかがのみほすのだ

          悦びも哀しみも それをいつかきっとだれかがのみほすのだ
          なぜなら ありとあらゆるものがわたしの身体からにじみでるから

          なにもかもがえそらごと
          極北のにえたぎる熱湯も
          うまれるまえにあじわった氷海のあじも

          だからなにもかんがえることはない
          ここはいごこちがいいのだから ここにさえいれば
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          詩『少女たち:Of Girls』

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            しろを背景にいくつもの写真がならんでいる
            かずかぎりなく さまざまに
            そしてもちろん、ひとつとしておなじ人物はそこにはいない

            さぁ、かんがえよう
            かおかたちがちがう それいぜんにうかぶ表情も感情もちがう
            国籍も人種も地域もちがう 年齢だけはせばめられてはいるが
            めにうつるものだけで いくらでも彼女達の物語ははぐくめる

            逆にそれ以外はわからない
            それをたずねようにもたずねようがない
            なやんだとしてもむだなだけなのだ
            だからこそ、ここから物語をはじめられる

            むかしむかし、さもなければ、いまがそのとき
            それともこれからさきのわたしのしらない時代

            それを彼女達もまちのぞんでいさえすれば それをねがって
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            詩『ずれる:Slipping Off』

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              にくしみとはそのようにしてはじまる

              ボタンのかけちがえ
              いやいや、そんなにおおきなものではない
              だれのめにもあきらかなものではない

              たとえば、みぎめとひだりめをまちがえてみすみすたからのやまをのがすこと
              それほど無知蒙昧が契機となることはある
              だがそれだってほんの機転をかえせばただのわらいばなしさ

              せまいほそいみちをのぼりつめていく
              ふみしめたあしのいきおいからちいさないしがころがりおちる
              さぁ、それがふもとのむらにいったいなにをもたらすのか

              未然に阻止するのはほぼふかのうだ
              いまとなってはと、あのときをくやむ
              だからといって、それがわかったといって
              このふたりにうずまくあらゆるものをとどめることはだれにもできない
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              詩『薔薇の花園:A Rose Garden』

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                わたしのめにうつるのはみつの花瓣
                あかくおほきく、それぞれがいどむやうにことさらにはなやいでゐる
                さうみえるのは、そのいづれもがこいみどりの葉々をしたがへてゐるやうにみえるからだ
                王のおもむくさきざきにこびへつらふ從者であるかのやうに

                だからそこには道化のものもゐる
                ことさらにかれらのまはりをはしやぎまはるむし達だ
                おこぼれの蜜をことほぎ、そして、代辯者となつて戀をかたらう

                かれらよりもさらにうつくしくきかざつた蝶がゐないわけではない
                だからと云つて、だれがかれらにみむきもしよう
                その美がかれらにとつてなんのいみももたないことはじゆうじゆうも承知のこと
                華美であることはかならずしもかれらの地位をおそはない
                蝶こそがもつともあざけられる道化のそのひとりであるのだから

                さて、ここからなにをつむぎださう
                まだ、えだにある棘にはひとこともふれてゐないのだ

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                詩『無題といふ題:A Title, Untitled』

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                  おもうものはいくらでもある
                  かんがえねばならぬことはいくつもある
                  だけど
                  そのひとつもいっこうにかたちにはならないし
                  そのひとつもけっして進展しない

                  ゆめはみる そこでなんどとなくくりかえされる
                  場所やひと 天候や日時 すこしづつかたちをかえて

                  おもいだすのはいつもあのときのことばかりだ
                  もういちど くやまないわけにはいかない
                  ああ、いやだ

                  だからにげたいともおもう
                  そしておさないあのときにみた光景をみたいとおもう

                  でも、もうそれもないのかもしれない
                  つまりはにどとおがめないあのときのゆめ
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                  詩『ハイキング:Go On A Hike』

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                    詩『いやなやつ:He Is Nasty』

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                      YOに

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