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モクヨウビノヒト:シリーズ「電車でGO!」

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    そのターミナル駅を、わたしは支線から支線へと乗り継ぐ為だけに、平日は毎朝そして毎夕、利用しています。
    朝の乗換駅は、とりわけ冬の朝の乗換駅は、皆、一目散に一直線で、目的のホームへと突進していきます。
    勿論、わたしもそんな突撃部隊のひとりでもある訳だから、前行くヒトの後頭部を見据えながら、真直ぐに最短ルートをとって、隣のホームへと駆け抜けていきます。

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    るい rui, the creature 4 =OyO= * diaries : by streetcar a-go-go! * 20:16 * comments(0) * trackbacks(0) * -

    アサヲマツヒトビト:シリーズ「電車でGO!」

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      JR新宿駅午前5時。北風の吹く1月。
      そとはまだ暗く夜は終わっていない。家路を辿るヒトビトがいる。職場から帰る。遊び場から帰る。
      今この時は、深夜29時。昨日はまだ終わっていない。
      狂った体内時計を抱えて、朗らかににこやかなヒトビト。何故なら彼らは決して独りぢゃあないから。
      おつかれさま
      おやすみなさい
      またあした
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      るい rui, the creature 4 =OyO= * diaries : by streetcar a-go-go! * 15:41 * comments(0) * trackbacks(0) * -

      テヲフルカノジョタチ:シリーズ「電車でGO!」

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        車輌の入口に二人並んで立っている彼女達
        車輌の灯りに背を向けて 暗い坑内を凝視ている彼女達
        紺色の制服、お揃いのお帽子 
        まるでダイアン・アーバスの写真から抜け出たよう

        車輌の入口に手を握って立っている彼女達
        片手でこっそり耳打ち 二人だけの会話を楽しむ彼女達
        お揃いの制服 紺色のお帽子 
        まるでダイアン・アーバスが撮影した双子のよう

        闇を抜けてホームに滑り込む度に
        彼女達が手を振るよ
        明るいホームから発車する度に
        彼女達が手を振るよ


        photo by diane arbus

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        るい rui, the creature 4 =OyO= * diaries : by streetcar a-go-go! * 01:56 * comments(0) * trackbacks(0) * -

        ネムルヒト:シリーズ『電車でGO!』

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          と、投稿記事のタイトルを書いたものの、電車に乗って座席を確保したら、わたし自身もネムルヒト。
          そして、ネムルヒトとなったわたしは、わたし自身を客観的に見つめる事も出来ずにユメノヒト。
          だから、己の事は網ダナにでもあげて、電車の中で見かけたヒトの事を書きましょう。

          いつもの様に仕事終わりでとっとと帰りたいわたしはホームに駆け降ります。
          今にも発車しそうな電車に大わららで駆け込んで、入口付近の人混みをかきわけて、己のスペースを確保する為に、ちょっと身震い。
          急発進する電車と物理で習った慣性の法則のおかげでよろけそうになりながら、無意識に伸ばした右腕が吊革をつかんで、やっと人心地。ちょうど、エアポケットの様な、ヒト一人が収まる空間にすっぽり納まったわたしは、一安心です...。
          と、思ったのもつかの間。わたしの目の前の座席を占拠しているのは、ネムルヒト。
          しかも、とっても騒がしい。
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          るい rui, the creature 4 =OyO= * diaries : by streetcar a-go-go! * 00:00 * comments(4) * trackbacks(0) * -

          エンゼツスルヒト:シリーズ「電車でGO!」

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            そのS駅には、大学がふたつもあるクセに、各駅停車しかとまりません。もっともS駅を挟んで急行が停車する駅が両隣りにあるので、S駅にも急行が停車するとなると、三駅連続で停車する事になります。そうすると、今度は急行そのもののアイデンティティが失われる怖れもあるから、大人の事情で致し方ないのかもしれませんね。
            とは言っても、都心の始発駅からS駅に行くとなると、急行に飛び乗って急いだつもりが、結局は後から来た各停に乗るハメになる事も多々あります。結局は、その始発駅から鈍行でのんびりと30分、ちっちゃな旅行をした方が良いようです。
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            るい rui, the creature 4 =OyO= * diaries : by streetcar a-go-go! * 02:01 * comments(0) * trackbacks(0) * -

            オトコノコノコト:シリーズ「電車でGO!」

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              地下鉄のN線とY線は接続が悪くて、どんなに最短距離をダッシュしてもお目当ての電車に乗り遅れちゃう。しかも往路も復路もオンナじだから、バカにしちゃうわ。それでも、たま〜に運良く間に合っちゃうから、やっぱり毎朝毎夕走っちゃう。諦めが悪いんだか、パブロフの犬なんだか、シュレーディンガーの猫なんだか。
              今朝は朝からとっても暑かったから、走る気力はもう全然ないんで、堂々と自分のペースで連絡通路を歩いてホームに下る階段に差し掛かったのね。そしたら、お目当ての電車がいるぢゃなぁい? だったら最初から教えてよぉとか、ワケわかんないこと口走りながら慌てて駆け降り始めたら、そいつは扉を閉めやがった。ちっきしょー。
              ホームに辿り着いて息切らしているわたしをしりめに走り出した車両の窓をふと観てみたら、陽除けのカーテンが降りていた。
              あのオトコノコね!? わたしは何となく楽しくなった。
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              るい rui, the creature 4 =OyO= * diaries : by streetcar a-go-go! * 01:24 * comments(0) * trackbacks(0) * -

              クロイヒト:シリーズ「電車でGO!」

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                初夏のさわやかな陽射しというよりも、キブンは梅雨の前哨戦。蒸し暑い。午前中から悪心もするし、もしかしたら微熱もあるのかしら? なんとか最低限のお勤めを果たし終えて、あとは帰るばかり。西の空から広がってくる黒い雲から逃げる様に、電車は走る。冷房は充分すぎるほどきいているのに、ねっとりと空気が絡みつく。夕立ちはまだかしら? きょうはさいてーだわ。
                できれば座って終点まで辿り着きたかったのだけれども、この時間の新宿行きの特急では、ないものねだりとほぼ同じ。吊革にしがみつく。携帯メールに夢中の女子高生の塊に、主婦と思しき年輩の女性群。楽器を抱えた若造達に、営業帰りと思しきスーツ姿の二人連れ。”train kept a rollin'”だったり”take the "A" train”だったりするんだろうな、みんなは。さいて−なのはわたしだけかも。
                あれ、また、あの黒いヒトが乗ってるよ?
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                るい rui, the creature 4 =OyO= * diaries : by streetcar a-go-go! * 01:41 * comments(0) * trackbacks(0) * -
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