<< June 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

詩『くらいそらのあさ:A Morning Under The Dark Sky』

0
    あめがふっている
    おさないあの日をおもいだす
    まどをちいさくあけてずっとうらめしそうにみていたあのあさ

    かさはたたまれたままだ
    やくそくはぜんぶ反故にされた
    こんな日におでかけしてもしようがないでしょう、って

    でもおぼえている
    ふだんどおりにおきがえさせられた日もあったことを
    そんなりゆうでおやすみしたらおこられますよ、って

    わたしのとなりにはもうひとりいて そいつはまだねている
    このままほうっておいてもいいのだろうか
    それともやさしくゆりうごかすべきなのだろうか

    それでもわたしはでかけることにする
    やくそくはわすれたことにしておいて
    るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -
    このページの先頭へ