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詩『6月:Rainy June』

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    陽のささぬ朝
    もうすぐにもふるだろう

    街は夏の予感でいっぱいだ
    あせっているのか
    それともそれにあおられているわたしなのか

    ひとつひとつの些事をいつもより丁寧にくりかえす
    それでも時間はあまる
    くらい部屋のまんなかから うらめしそうにまどのむこうをみる
    ぐづついた天気でいくつかがさきのばしなのだから

    やかんのわくおとがする
    そう あそこはいつもこの時間
    はれてもてってもふってもくもっても
    なぜそれができないのだろう

    そうおもってもうしばらくここにすわっている
    るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -
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