『ピンクの天使』 by ウィレム・デ・クーニング
2018.07.07 Saturday
そこにある裸体は、おそらくふたつ。さもなければ、みっつ。
ひとつは右手前にあってこちらに背をむけて座っている。ながくのびているのは、その頸なのだろうか、それとも、無造作に挙げられた左腕なのだろうか。
ひとつはそれに相対しているかの様で、左の膝をおりまげ、もう一方の脚を投げ出している。
そのむこうにもうひとり、いるのか。いないのか。こちらを向いてすわっているそれの右腕の様にもみえるのだが。
ひとつは右手前にあってこちらに背をむけて座っている。ながくのびているのは、その頸なのだろうか、それとも、無造作に挙げられた左腕なのだろうか。
ひとつはそれに相対しているかの様で、左の膝をおりまげ、もう一方の脚を投げ出している。
そのむこうにもうひとり、いるのか。いないのか。こちらを向いてすわっているそれの右腕の様にもみえるのだが。