詩『空白:A Blank Point』
2018.07.15 Sunday
ふときづくともうこんな時間 そのかん、わたしは一体なにをやっていたのか
ずるずるっとたぐりよせる記憶には整合性がいっさいない
そんなことにそんなにもながい時間、かかずらってきたのか
あれとあれとあれとあれをやるそのあいだ、そうそのあいだだ
もちろん、ひとつおわってひとつはじまるそのあいだに、むだなときはある
それがなければすこしつらい それがあるからやっとやりすごせる
しかしすでにそれは自覚している
ふときづくとわたしはそこにいる そのまえはあそこにいた
そのあいだがぽっかりとあいている
なにもなければそれで心配
わたしは意識もうしなってそこにきてしまったのか
とどこおおりなくなされていればそれで不安
わたしは無意識のうちにすべてをとりおこなってしまったのか
いずれにしてもおもいかえすこともできない
そうして記憶のそこのぬけおちたあなばかりがいくつも わたしのあとにつづいている
ずるずるっとたぐりよせる記憶には整合性がいっさいない
そんなことにそんなにもながい時間、かかずらってきたのか
あれとあれとあれとあれをやるそのあいだ、そうそのあいだだ
もちろん、ひとつおわってひとつはじまるそのあいだに、むだなときはある
それがなければすこしつらい それがあるからやっとやりすごせる
しかしすでにそれは自覚している
ふときづくとわたしはそこにいる そのまえはあそこにいた
そのあいだがぽっかりとあいている
なにもなければそれで心配
わたしは意識もうしなってそこにきてしまったのか
とどこおおりなくなされていればそれで不安
わたしは無意識のうちにすべてをとりおこなってしまったのか
いずれにしてもおもいかえすこともできない
そうして記憶のそこのぬけおちたあなばかりがいくつも わたしのあとにつづいている