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山下毅雄<ヤマタケ>さんのご冥福をお祈りします

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    70年代のフリーソウルや60年代のモータウンスタックスを毎週末、クラブで、大音量でそれこそ浴びる様に聴いていたその頃。はじめのうちは同級生を騙して恐る恐る忍び込んでいたのに、しばらくすると、そこでしか会わない(会えない)オトモダチも出来始めた頃。そんな頃からはじまる、思い出です。
    DJブースも最初は禁断の場所で遠くから眺めているだけだったのに、次第にDJさん達に顔を憶えてもらって、その頃は、DJブースの後側で、今夜のレシピの盤を漁ったりする様になっていました。
    だから、ちょっと気になる曲がかかったりすると、一緒に着ていたお友達とブースに駆け寄ってターンテーブルでくるくる廻っている盤の、そのジャケットを観せてもらったりしました。そのジャケットからお気に入りのファッションやデザインやらを盗み出して、次の週末までにそのテイストを活かした装いをしようと努力します。

    かかる音楽は圧倒的にブラック・ミュージックなのだけれども、そこはDJさん、50年代オールディーズモンドビッグバンドゲンズブールレゲエ、時には豪快な70年代ハードロックやゴージャスなバカラック・サウンドを挟み込みます。中でも、ずっぱまりだったのが、今回お亡くなりになった山下毅雄さんことヤマタケさんの盤でした。
    女性コーラスをフィーチュアしたきらびやかなサウンドなのに、どこか異質な輝きがあるそのサウンドは、『プレイガール』とか『ルパン三世』とか『タイムショック』といった、TV番組の主題歌や挿入歌でした。
    もちろん、わたしはリアルタイムでそれらの番組を観た事はありません。
    眩い光に満ちたダンスフロアや、薄暗いバーカウンターや、ちょっと犯罪のニオイのする化粧室で、わたしたちは、踊ったり呑んだり笑ったり嘆いたりして、異質に輝く音楽に身を委ねたものでした。

    そんな風にわたしたちが接していた素敵な音楽の、生みの親が、先日、旅立たれました

    付記:真っ昼間の日曜日に流れるのほほんとしたクイズ番組『パネルクイズ アタック25』は、目覚めたその時にスイッチ入れたらやってるその時は、今でもベッドの中で観てみたりします。
    それは、わたしの数少ないリアルタイムのヤマタケTV体験です。



    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : music * 19:06 * comments(4) * trackbacks(1) * -

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      comments

      >エレガさん

      よもやヤマタケさんと同じ高みまで辿り着けるとは思いませんが、少しでも近づける様にがんばりたいです。
      Comment by るい @ 2005/11/28 6:18 AM
      リアルタイムにかなり近いエレガです。
      そっか…お亡くなりになったんですか…。
      でも、大好きな人とは作品でつながってると信じてるから、例え亡くなっても、メッセージを受け取れるウチらがいる限り終わりじゃない。
      私も尊敬する作家の中島らもさんが亡くなった時、すごいショックでした(+_+)
      でも、作品は生きてるから悲しくても大丈夫って…そう思いました。
      音楽も散文も何かを伝えてくれます。
      歌で素敵な情景を伝えてくれるるいさんは、メッセージを受け取るのも伝えるのも出来るから、いつか今の気持ちを伝えてくれると信じています。
      Comment by エレガ @ 2005/11/28 2:34 AM
      >シュシュさん

      ご心配かけてすいません。
      どうも、ありがとうございます。

      これで、ヤマタケさんをおくる挽歌をいくつも詠めたら、一人前の歌人なんですけれども、ね。
      Comment by るい @ 2005/11/27 12:08 PM
      るいさん☆おひさです…るいさんが最近あまり短歌を書かなかったのはこんな哀しい事があったからですね…やはり師と思えたり尊敬出来たり好きな人が亡くなる事は本当に淋しいですよね…ご冥福をお祈りして…るいさんの元気復活も期待してますっ(^_-)-☆
      Comment by シュシュ @ 2005/11/27 11:45 AM
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      From can we beat them? @ 2005/11/26 7:53 PM
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