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<< 下地勇 | main | 2006.01.19. 07:30am 快晴 >>

アサヲマツヒトビト:シリーズ「電車でGO!」

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    JR新宿駅午前5時。北風の吹く1月。
    そとはまだ暗く夜は終わっていない。家路を辿るヒトビトがいる。職場から帰る。遊び場から帰る。
    今この時は、深夜29時。昨日はまだ終わっていない。
    狂った体内時計を抱えて、朗らかににこやかなヒトビト。何故なら彼らは決して独りぢゃあないから。
    おつかれさま
    おやすみなさい
    またあした
    そしてもちろん、朝を迎えるヒトビトがいる。何時間も電車を乗り継いでこの駅に辿り着くヒトビト。
    その蒼ざめた顔々は何を物語る? ひとりひとり、向かわなければならない場所へ、向かうべき理由も次第に不確かなものとなっても、その歩みをとめる事は出来ない。
    彼らが、その仲間達に朝の挨拶をするのは、もう少し先の話。
    −オハヨウゴザイマス−
    −おはようございます−
    −今日も一日よろしく−

    わたしは改札を抜け出して西口都庁方面へと向かう。歩く歩道はまだ歩き出さない。

    歩道の片隅で動き始めるあのヒトたち。よろよろと立ち上がり、少しづつ段ボール製の我家を解体している。
    一晩中鳴り響いている、警告のアナウンスメントをものともしなかったあのヒト達が、朝を迎える。
    ゆっくりと休めましたか? 寒さはしのげましたか? 朝を呪っていませんか?

    ところで、なぜわたしがこんな時間にこんなとこにいるのか、
    いい? 誰にも絶対に内緒だよ。


    そして、誰にも等しく陽光が輝く。
    あたりは次第に明るくなり始める。
    るい rui, the creature 4 =OyO= * diaries : by streetcar a-go-go! * 15:41 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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