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"as tears go by" by Marianne Faithfull(「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」 by マリアンヌ・フェイスフル)

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    1965年に発表された「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ / as tears go by」自体は、ザ・ローリング・ストーンズ / The Rolling Stonesミック・ジャガー / Mick Jaggerが、当時のアイドル・シンガーであり恋人でもあった、マリアンヌ・フェイスフル / Marianne Faithfullにプレゼントしたもの。

    "Greatest Hits" including "as tears go by ( 1965 version )" by Marianne Faithfull
    ミック・ジャガー / Mick Jagger本人も自身のバンドのシングルとして、翌1966年にシングル「19回目の神経衰弱 / 19th Nervous Breakdown」のカップリング曲として発表している。
    アコースティック系のかわいいラブソングで、ザ・ローリング・ストーンズ / The Rolling Stonesのヴァージョンでは、ストリングスをバックにしたミック・ジャガー / Mick Jaggerのソロ・レコーディング(発表当時、ビートルズ / The Beatlesの「イエスタディ / Yesterday」と比較されたそうです)で行われた。
    若いミュージシャンのエピソードとしてみれば微笑ましいお話かもしれません。
    でも、スター街道をまっしぐら。今だ現役の、ロック界の最高峰の地位を占めたミックに比較して、マリアンヌの人生は凄まじく、顛落の道を辿る。ミックに捨てられ、ドラッグやアルコールに溺れ、廃人同様となって数十年。1971年に発表されたザ・ローリング・ストーンズ / The Rolling Stonesのアルバム『スティッキー・フィンガーズ / Sticky Fingers』に収録された「シスター・モーフィン / Sister Morphine 」とは彼女を題材にしたものである(註:Morphine = モルヒネ)。
    1980年代にシンガーとして奇蹟の復活を果たした時は、アイドル時代の面影も、可憐な声も失われていた。しかし、その壮絶な人生を経る事によって得た、ハスキーヴォイスは、新たなファンを獲得する。トーチ・シンガー / torch singer としての評価を絶大なものとし、近年ではベルトルト・ブレヒト / Bertolt Brechtクルト・ワイル / Kurt Weill作品やベルトルト・ブレヒト / Bertolt Brechtハンス・アイスラー / Hanns Eislerの作品を積極的に取り上げて唄っている。
    1990年には、25年振りにこの曲をセルフカヴァー。わたしが最初に聴いたのもこちらのヴァージョン。
    この”ふたつの”曲とそれにまつわるエピソードを教えてくれた男性は、私に何を伝えたかったのか、今はもう問いつめる事も出来ない。
    だけれども、「ある夕暮れ / わたしは腰掛け、子供達が戯れているのを観つめる / その笑顔はわたしに向けられたものではなく / 涙流れるまま、わたしはそれを観つめている」という歌詞が25年の歳月を経て得たものはなんなのか、わたしはそれだけを考えている。
    5度目の来日を果たし、日本全国のドーム公演真っ最中のザ・ローリング・ストーンズ / The Rolling Stonesに対してははなはだはた迷惑な話かもしれないけれども?

    『as tears go by / アズ・ティアーズ・ゴー・バイ』:
    author :
    Mick Jagger & Keith Richard / ミック・ジャガー & キース・リチャード
    lyrics
    melody for mobile
    download
    The Rolling Stones verssion
    guitar tab (
    The Rolling Stones version)

    "Strange Weather" including "as tears go by (1990 version)" by Marianne Faithfull


    "Big Hits - High Tide & Green Grass" including "as tears go by (1966 version)"

    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : music * 04:33 * comments(8) * trackbacks(3) * -

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      comments

      >新宿転石さん

      こちらこそ、TBとコメントありがとうございます。

      >マリアンヌは無視できない存在だと思います。
      ふと、思ったんですけれども、彼らの周囲には昔も今も華やかな女性達がいますが、音楽活動を行っている方々って、意外と少ないですね?

      >どうぞよろしくお願いします。
      こちらこそ宜しくお願い致します。
      Comment by るい @ 2009/04/12 3:24 PM
      TBの承認ありがとうございました。

      ストーンズとともに育ってきた私たちにとって、マリアンヌは無視できない存在だと思います。
      最近のストーンズ・ブームも個人的には嬉しく思っています。

      多くの人がRockを聴くように貢献なさっている、ブロガーの皆様に感謝の意を表します。

      どうぞよろしくお願いします。

                           新宿転石
      Comment by 新宿転石 @ 2009/04/12 3:14 PM
      >non_non21さん(で、よろしいですか?)

      コメントとTBありがとうございます。
      公私ともどもというか、アーティスト生命賭けてると同時に己のイキモノとしての生命も同時に、彼らは賭してましたよね。
      実際、若くして亡くなったミュージシャンも少なくはないですし...。そんな彼らと同じ時代を生きられたら、スリリングでデンヂャラスでしたでしょうね?
      Comment by るい @ 2006/08/29 12:57 AM
      こんにちは。はじめまして。TB、失礼します。

      この時代のアーティストは本当に破天荒ですね。
      だからこそとても興味深くて魅力的。
      そして、そんな彼らをリアルタイムで見てみたかったです。
      Comment by @ 2006/08/28 10:59 PM
      >トムさん

      はい、John Lennon & Yoko OnoやThe Whoも出演しています。
      ちなみにJohn & Yokoのバックは、Mitch Mitchell、Keith Richards、Eric Claptonが勤めています。
      Comment by るい @ 2006/05/02 7:16 PM
      『ロックンロールサーカス』は未見ですが、ジョン・レノンやオノ・ヨーコ、ザ・フーも出ていると聞いています。60年代後半から70年代のロックは、本当に素敵ですよね。
      また、寄らせていただきます。
      Comment by トム(Tom5k) @ 2006/05/02 2:12 PM
      >トムさん

      はじめましてです。
      コメントとTBありがとうございます。

      すいません。
      その映画は観た事がありません。
      動く(可憐な頃の)彼女の姿は、『THE ROLLING STONES RoCK AND ROLL CIRCUS』でしかありません。
      Comment by るい @ 2006/05/02 12:47 AM
      はじめましてトム(Tom5k)といいます。TBさせていただきました。
      「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」は、わたくしも大好きです。マリアンヌ・フェイスフルの『あの胸にもういちど』は御覧になったことがありますか?
      Comment by トム(Tom5k) @ 2006/05/01 12:35 PM
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      trackbacks

      英語俳句 『春愁』 『シスター・モーフィン』

      hangover listen to sister morphine in spring grief 二日酔い シスター・モーフィンを聴く 春愁のなか Broken English haikaishi Shinjuku Rollingstone ブロークン・イングリッシュ俳諧師 新宿転石 Link for my English Blog (Liv
      From 英語俳句 @ 2009/04/06 11:50 PM

      娼婦と呼ばれた堕天使・・・・マリアンヌ・フェイスフル

      暑中お見舞い申し上げますm(_ _)m 大被害をもたらした梅雨も明け、日本は本格的に夏に突入しやしたね。 って事で、数日前まで涼しかった横浜も昨日辺りからあっぢぃ〜〜 で、私はしばらく(っていうか1週間だけだけど)映画から離れなければなりません(涙) と
      From **Sweet Days** @ 2006/08/28 10:55 PM

      『あの胸にもういちど』〜涙あふれて〜

       アラン・ドロンが主演している『冒険者たち』(1967年)のレティシアと、『あの胸にもういちど』(1968年)のレベッカは、作品の雰囲気とともに60年代後半から70年代にかけてのサイケデリック・カルチャーにおける女性を象徴しているようにに思います。
      From 時代の情景 @ 2006/05/01 12:25 PM
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