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詩『うたかた:Bubbles Ephemeral』

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    おりかさなるみどりの樹々のそのしたに うかんではきえるそれ
    ひっそりとしたみずべのそこだけが しんとしたこの空気のいろをかえる
    とりもとばず むしもなかない 春のあるひ
    うかびあがるそのしたにひそむあるものにおもいをむける

    蠢動とは、はるにうごめくむしのさま
    それは微々たるものだが、豊作のその年
    おしよせてすべてをくらいつくすのも雲霞 そのむしだ

    すべてはすでにはじまっている
    第1章はすでにつづられてしまっている

    詩人がわが世の儚さにおもいをよせるそのよすがでさえ
    残酷な結末の胎動なのだ

    泥濘のそこで ゆっくりとそれははじまっている

    嗚咽するつがいのむしのはくいきはそのまま 幾百万のいのちだ
    だからうたかたがきえたそのとき 大慌てでそこを浚って 喰らい尽くせ

    るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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