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詩『沸騰:Seethe』

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    しゅんしゅんとおゆがわく
    いつもの光景 いつもの叙景 毎日毎朝毎夕毎晩 つまりは日常
    だからなにもはじまってもいないし なにもおこりもしない
    液体が気化して蒸発し、そしていつかはまた地にかえる おおきな連鎖の一環だ

    おおきななべにはった水がわくのをまっていたのはむかしのこと
    じっとじっとみつめて わきあがるあわをまつ
    対流ということばをおぼえたのはもっとのちのことだ

    いまは いまはそのあいだにせねばならぬことばかりだ
    ささいな化学変化につきあって むだな時間をすごすわけにはいかない
    日常とはつまりそういうことだ

    そんなわたしの生活を その分子たちはどうおもっているのだろう
    蓄積されたエネルギーをいま放出し かれらはおおきな世界へとたびだつ
    その勇躍のときをまちかねて さかまくうずにのまれているのだろうか

    さしすせそ その投入のまえに ふとそんなことをかんがえてみてもいる
    るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:01 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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