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詩『もくめ:Wood Pattern』

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    垂直にきりたった渓谷を鹿は一気にかけおりるのだった
    と、みるやその鹿は黒雲うずまくおおぞらにいどむ龍とかす
    そしてあちらには恐怖におののくましらのよこがおをのぞめるのであった

    うえからしたへとひかれたいくつもの垂線はつぎからつぎへとまぼろしをうかべる
    一見、一気呵成にひきおろされたとみえるそれらにはじつは
    よどみもあればとまどいもためらいもある
    そこにつけいるようにして、わたしの妄想がひろがるのだ

    人工物や人物像が一切、おもいうかばないのはそれがかつていきていたからかもしれない
    こんなところにこんなかたちでおのれのしかばねをさらす その怨みなのかもしれない

    わたしの眼前にあるのはある調度品に浮かぶ模様なのだった

    そんなことをおもいながら自身のことにわたしはなぞらえている
    おもいのむくまま、空想のかぎりをつくして、それをみつめるわたしのことを

    わたしこそ とらわれているのではないだろうか

    ここからときはなたれるためにわたしがなすべきは一体、なんなのだろうか、と
    るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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