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『マヌエール・ゴドイの肖像(オレンジ戦争指令官としてのゴドイ)』 by フランシスコ・デ・ゴヤ

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    野営の地にあって、右掌にあるのは戦況報告なのだろうか。それとも後方からの指示なのだろうか。
    緊迫した状況にあるのにも関わらず、その男の態度は不遜と謂ってもいい。
    絶大なる自信、それともそれを裏付けるモノをこの男は、既に手中にしているのか。


    作品名:マヌエール・ゴドイの肖像(オレンジ戦争指令官としてのゴドイ)
        Manuel Godoy, principe de la paz
    画 家:フランシスコ・デ・ゴヤ
        Francisco de Goya
    美術館:
    サン・フェルナンド王立美術アカデミースペイン マドリード
        Real Academia de Belas-Artes de Sao Fernando, Madrid, Reino de Espana

    1801年の作品。
    その年、スペイン / Reino de Espanaポルトガル王国 / Reino de Portugalに宣戦布告してオレンジ戦争 / Guerra de las Naranjasが勃発。本作品の主人公マヌエル・デ・ゴドイ / Manuel de Godoyは、スペイン / Reino de Espanaの時の首相として軍を率い、見事に勝利します。
    本作品は、その際の彼の栄誉を称えて制作されました。

    彼は1808年に失脚し、祖国から追われてしまいますが、その際に彼の居所から2点の絵画作品が発見されます。この画家による『着衣のマハ / La Maja Vestida』と『裸のマハ / La Maja Desnuda』です(随分以前にこの2作品はこちらで紹介済みです)。
    そんな発見の経緯からか、その当時から2作品に描かれた女性の正体が議論されます。知っている筈の所有者はその国にはなく、描いた画家は沈黙を護ります。
    着衣のマハ / La Maja Vestida』はともかく『裸のマハ / La Maja Desnuda』のその画題は当時、極めてスキャンダラスだったのです。

    下に掲載するのは同じ画家による同じ人物を描いた『騎乗のアルクディア公爵マヌエル・デ・ゴドイの肖像 / Retrato ecuestre de Manuel Godoy, Duque de Alcudia』(邦題は拙訳です。正式名称があればご教授願います)。
    1794年の作品。


    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 09:44 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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