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『外桜田弁慶堀糀町』 from 『名所江戸百景』 by 歌川広重

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    緩やかな曲線を幾重にも描く堀に寄り添う様に穏やかに道が延びている。
    行く人は誰も、笠をかぶるか、傘をさす。おそらく、初夏なのであろう。


    作品名:名所江戸百景 外桜田弁慶堀糀町
        
    Sotosakurada Benkei-bori Kojimachi for the series
        One Hundred Famous Views Of Edo
    画 家:歌川広重
        Hiroshige
    美術館:国立国会図書館東京都千代田区
        National Diet Library, Chiyoda City, Tokyo Metropolis


    随分と高い視点からみおろしている構図なので、もしかしたらこれは画家の想像力が創った視野なのかなと、思います。

    ですが『ここが広重・画「東京百景」』(堀晃明 / Teruaki Hori著)でこの作品が掲載されている頁では、本作品と全く同じ構図で撮影された現在の街の写真が掲載されています。

    異なるのは、彼方にみえる街々の建造物と、渋滞をきたしている道路の有様です。
    堀の緑とそれに護られているかの様な水面は、全く同じです。

    と、謂う事は、この景色を眺めることが許される、高い視点は、往時も現在も健在なのです。

    下に掲載するのは同じ画家による同じ一帯を画題にした作品『東都名所外桜田弁慶堀桜の井 / Toto Meisho Sotosakurada Benkei-bori Sakuranoi』です。
    画面構成も横長ならば、描かれている景色も冬。1843年の作品です(上の作品を含む連作『名所江戸百景 / One Hundred Famous Views Of Edo』は画家晩年の1856年から1858年にかけての作品です)。


    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 09:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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