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詩『うすぐもり:In A Pallid Sky』

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    みずをたっぷりふくませた絵筆を一直線 まよこにひく
    ぬれたしろい画用紙はそこだけ微妙な陰影をえる
    それはくもにもそらにもみえる

    だがそれはほんの一瞬のことでかわいてしまえばまたもとの画用紙だ
    くももそらもない あっというまにきえてしまった

    なんどもなんどもそれをくりかえしてもいいのだが
    ぼこぼこにゆがんだ画用紙ができるのにすぎない

    そらはあおくうみはみどり かつてひとはそううたった だが
    チューブからひねりだしたいろでぬったところで くももそらもあらわれてはくれない
    不規則な斑紋がいくつもぬりのこされた壁紙ができて しらけるだけなのだ

    だからといってかまえたカメラで撮影してもただの代償だ
    手許にあるちいさい画面をみすえてもなんにもならぬ

    そんな退屈な煩悶の時間
    時だけがゆっくりとすぎて この夏もおわる
    るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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