<< October 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 短歌:勤労感謝ノ日ニ詠メル | main | 詩『満月の冬:The Full Moon For The Winter』 >>

『ローラ・モンテス』 by ヨーゼフ・カール・シュティーラー

0
    黒髪にさした赤い花の髪飾りが、彼女のおおきな瞳を一層、輝かせる。
    レースの襟で飾られた清楚な黒い衣服もまた、彼女の肌の肌理をさらに強調する。


    作品名:ローラ・モンテス
        portrait de Lola Montez
    画 家:ヨーゼフ・カール・シュティーラー
        Joseph Karl Stieler
    美術館:ニンフェンブルク宮殿の美人画ギャラリー/ドイツミュンヘン
        
    Schonheitengalerie, Schloss Nymphenburg, Munchen, Bundesrepublik Deutschland

    彼女の存在は、澁澤龍彦 / Tatsuhiko Shibusawaのエッセイ『女のエピソード』で知りました。
    彼女を評して著者曰く「アヴァンチュリエール / Adventurier」。
    「男から男へと渡り歩き、派手な話題をふりまいて、次から次と恋の冒険(アヴァンチュール)を重ねながら、波瀾万丈の生涯を送る女性」の事だそうです。

    本作品が描かれたのは1847年。
    バイエルン王国 / Konigreich Bayernの王、ルートヴィヒ1世 / Ludwig I.の恋人で彼女があった時代です。
    恐らく、彼女の「波瀾万丈」の人生の中で、最も華やかで最も栄華に満ちた時代であると思われます。

    ルートヴィヒ1世 / Ludwig I.は、画家に命じて36人の女性の肖像画を描かせ、美人画ギャラリー / Schonheitengalerieとしてそれを王宮に掲げます。
    その1点が本作品なのです。

    尚、エッセイ『女のエピソード』に掲載されているのは本作品ではなくて、彼女の生涯をイメージしたコラージュ作品です(その作者名は掲載されていません)。

    下に掲載するのは同じ画家によるルートヴィヒ1世 / Ludwig I.の肖像、『ルートヴィヒ1世 / Konig Ludwig I. von Bayern im Kronungsornat』です。
    1826年に描かれた作品なので、ローラ・モンテス / Lola Montezと恋に堕ちる前、若き頃の姿であります。


    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 10:05 * comments(0) * trackbacks(0) * -

    スポンサーサイト

    0
      スポンサードリンク * - * 10:05 * - * - * -

      comments

      entry your comments









      trackbacks

      このページの先頭へ