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詩『むかしのあのひと:A Man Who Loved Me』

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    かがみにむかうわたしのうしろから
    髪をすくわたしの掌をとらえて
    そのひとはくちづけをする
    うなじ みみたぶ そしてのどもとへと

    どこかの映画でみたような光景だった
    このあときっとわたしはいのちをうばわれるのにちがいない
    そのヒロインならばそうおもっただろう
    その女優ならばそう演技しただろう

    だがわたしたちはおおきなこえをあげてわらったのだ
    そんな時代がかった物語とは無辺の場所にわたしたちはいる
    だからこそ そのひともそんなくちづけをこころみたのだ

    ひとつの行為にいくつもの意味がこめられていたその日々
    かがみをいま、のぞきこんでもそのひとがうつることもなく
    かがみにうつらないそのひとが吸血鬼であったこともない
    るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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