『ここが広重・画「東京百景」』 by 堀昇明
2006.11.18 Saturday
今、NHK-BS2では『街道てくてく旅:中山道完全踏破』という番組をやっています。これは浮世絵師の安藤広重の「木曽街道六十九次」に描かれている名所旧跡を求めて、勅使川原郁恵(元ショートトラックスピードスケート・オリンピック代表)さんがレポートするというもの。
で、その書籍版とも言うのがこの本です。
で、その書籍版とも言うのがこの本です。
『ここが広重・画「東京百景」』 by 堀晃明
違うのは、題材が中山道ではなくて江戸 / 東京だという事です。安藤広重の最晩年の作品『名所江戸百景』を基に、今の東京を歩く。既に失われてしまったもの、未だに残っているもの、安藤広重の絵と共に並べられた現在の東京を観ると、いろいろな感興が沸き起こります。
特に最近、仕事の都合で都心に出るので、そのおもいが強くなっています。が、この本を片手に出掛けたところ、この中で紹介されている"現在"の景観と、今、わたしの目の前にしている事が全く違うという事も多々あって、さらに驚かされたり呆れ返ったり。東京は留まるところを知らずに、わたし達をおいてけぼりにしてしまう様です。
『広重の大江戸名所百景散歩―江戸切絵図で歩く』として人文社から単行本として出版されたのが、1996年。それに加筆修正されて現在の文庫として出版されたのが、2000年です。
書名:ここが広重・画「東京百景」
著者: 堀晃明
編集協力:人文社
発行:小学館文庫(小学館)
特に最近、仕事の都合で都心に出るので、そのおもいが強くなっています。が、この本を片手に出掛けたところ、この中で紹介されている"現在"の景観と、今、わたしの目の前にしている事が全く違うという事も多々あって、さらに驚かされたり呆れ返ったり。東京は留まるところを知らずに、わたし達をおいてけぼりにしてしまう様です。
『広重の大江戸名所百景散歩―江戸切絵図で歩く』として人文社から単行本として出版されたのが、1996年。それに加筆修正されて現在の文庫として出版されたのが、2000年です。
書名:ここが広重・画「東京百景」
著者: 堀晃明
編集協力:人文社
発行:小学館文庫(小学館)