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"Night Of The Swallow" by Kate Bush(『夜舞うつばめ』 by ケイト・ブッシュ)

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    いまは / Barn Swallowが舞う時季ですが、この歌はその / Barn Swallowを否定するところから始まります。


    よるとはそのようなものなのでしょうか
    あなたのかんばせはまるであの月のよう ええ、わたしのみるかぎり
    あなたにはそんなこと、してほしくはないのよ
    ねぇ、いったいなにをおのぞみなの


    おかしなことねぇ、いまからみても
    あなたもわらっている


    あなたにはそんなまねはさせない

    どうしてもいくというのならば、法にものをいわせてやる
    どうしてもというのならば、じべたにはいつくばらせるまでだ
    だからそれをもっていかないで
    そんなことはききたくもない


    おかしなことねぇ、いまからみても
    あなたもこころここにあらずで


    あなたにはそんなまねはさせない
    あなたにはそんなまねはさせない
    それをもっていかないでちょうだい


    「ドーバー海峡であいましょう
    わたしはモーターをかけて
    水上をわたしましょう」


    「どんな機種でもかまわない
    飛行機をやとって
    こよいこそ夜間旅行のよる
    あなたがきづくまえには
    水上をこえているわ」


    「あたかもつばめがごとく
    おそろしいことはなにもない
    つきあかりもないそらをわたしはいく
    たとえ豚がそらをとぶようなことがあったとしても
    けっしてわたしはみつからない
    まだ夜だとおもわせようとしても
    あくるあさにはわたしはたどりついている」


    マルタ島では、つばめをつかまえ
    あらゆるつみからのがれるために、つばめをときはなつ
    窓いっぱいにつばさをはためかせ
    そして血をながす


    かれらは国境の一方のそらをささえる

    「ドーバー海峡であいましょう
    わたしはモーターをかけて
    水上をわたしましょう
    マルタ島へむかうつばめのように」


    「どんな機種でもかまわない
    飛行機をやとって
    こよいこそ夜間旅行のよる
    あなたがきづくまえには
    水上をこえているわ
    あのつばめのように」


    「ちょっとまって
    わたしにやらせて
    このみじめな人生をしらしめる
    時間をちょうだい
    ほんのすこしの猶予を
    あなたはわったしのつばささえうばおうというの
    あのつばめのように」


    「いかせて すきにさせて
    どんな機種でもかまわない
    飛行機をやとって
    こよいこそ夜間旅行のよる
    あなたがきづくまえには
    水上をこえているわ
    あのつばめのように」


    「いかせて すきにさせて
    あたかもつばめがごとく
    おそろしいことはなにもない
    つきあかりもないそらをわたしはいく
    たとえ豚がそらをとぶようなことがあったとしても
    けっしてわたしはみつからない
    まだ夜だとおもわせようとしても
    あくるあさにはわたしはたどりついている」


    そう、でも、あなたはつばめではない

    ふたりの人物の会話で構成されている様なのです。
    もしかすると、そのふたりとは1組の男女なのかもしれません。そうすると、日本語としては、そのふたりを訳し分けなければならなくなります。うう、難しい(つまりそうおもいながらもそれにそった解釈ができていないのです)。

    この場を離れたい人物がひとりいて、それを阻止したい人物がひとりいます。そこまではいい。ですが、そのふたりの会話に度々登場する「これ / This」や「それ / It」が一体、なにをさしているのでしょう。

    登場する実在の地名は、「ドーバー海峡 / Strait Of Dover」と「マルタ島 / Malta」。単純に、 / Barn Swallowがいきかうふたつの土地として登場しているのか、それとも、映画や物語で重要な役割を演ずるその場所として登場しているのか。その、いずれの可能性もある様な気がします。
    仮に、 / Barn Swallow渡り / Bird Migrationの比喩表現だとしても、夜間飛行の言及と同様に、水上渡行の描写が必要なのか、どうなのか、と思うのです。


    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : music * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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