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詩『ドアーズ:The Doors』

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    そのひとに抱擁されて陶然とむけるまなざしのむこうにはとびらがあった

    そのとびらがひらき、そのむこうにまたとびらがみえる
    そしてみえるやいなやそのとびらがまたひらく
    つぎからつぎへとむこうへむこうへととびらがひらかれていくのだ

    そのひとのおもいをかんじながらふと、わたしはぎゃくではないかとおもう
    ひらかれたとびらはつぎからつぎへととじていく
    そしてふたりだけになる ふたりっきりとなる そうあるべきではないだろうか

    多角形のなにもないこのへやの各辺にそれぞれ とびらがひとつもうけられている
    わたしの視野にはないそれらのとびらもきっとひらかれているのだろう
    それとも、ひらかれていくとびらは、めにうつるあれらだけなのだろうか
    とびらのいざなうそのさきにはなにがまっているのだろう
    それとも、むこうのそのさきからなにものがあらわれるのだろう

    そんな不安がよぎるともういけない そのひとの行為にも不信をいだく
    わたしはただいだかれるがまま ただそれだけをのぞんでいるのに
    るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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