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詩『5月に憂鬱:Melancholy In May』

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    この春にであったひともいまは毎日のようにあう
    この春にはじめようとおもったことは結局おもったままだ
    かわることとかわらないこと それがはっきりとわかるのがいまだ

    はれたらはれたでさつきばれとよび
    ふったらふったでさみだれとよぶ
    いったい、なにをいとしくおもっているのか
    それともそんな些事にだけかまけていたいのか

    そろそろそれはかたちをなすべきときであり
    そろそろそれは成否がわかるそのときだとしたら
    右顧左眄したそのうえで右往左往するばかりなのだ
    よのなかはきっとそう おそらくそれでせいいっぱい

    それではわたしはそれをただ傍観していればいいのだろうか
    それだからわたしはそれに翻弄されてしまうばかりなのだろうか

    そんな生活は かたすみですこしづつすこしづつ おぼろげながらにあきらかになっていくのだ
    るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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