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"Antonio's Song (The Rainbow)" by Michael Franks(『アントニオの歌』 by マイケル・フランクス)

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    鬱陶しい梅雨空には爽やかなボサノヴァ / Bossa Novaを。
    と、思っていたら、意外と死の匂いが濃厚なのです。


    アントニオはフレーヴォをおどるようなくらしぶりだ
    アントニオは真実をねがっている
    アントニオはいう
    ぼくたちの友情はまじりっけのないものだと
    リオで円弧をえがいていた禿鷹は
    いまではロスのそらをさまよっている
    原住民に毛布をあたえるのは
    彼等がしぬときだけなのだ


    でもながくわすれたそのうたを
    うたいだせば
    そこに音楽があり
    虹のようなともしびがさすのだ


    おどりをわすれたわけではない
    まだすくいはあるはずだ
    このいましめをときはなち
    虹のようなともしびをかざすのだ


    アントニオは砂漠を愛するいっぽうで
    アントニオはあまごいをする
    いたみをしってこその
    よろこびであると


    ぼくののぞみのほとんどは
    カリフサでうしなわれてしまった
    アントニオはぼくをサンバへとさそい
    アマゾンへとみちびく


    フレーヴォ / Frevoとは、その後に登場するサンバ / Samba同様、踊りの一種です。
    ところで「痛みの子 / The Child Of Pain」とは、なんでしょうか。とりあえず、上の様な解釈をしてみましたが?


    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : music * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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