詩『あをぞら:About A Blue Sky』
2018.11.18 Sunday
ひくくたれこめたくろくもをきみはうらめしくにらむ
そのうえにひろがるそらをまちのぞんでいるからだ
そしてきみはおもう
まだ海溝の底辺のほうがましだ
なぜならば、はるかかなたにかがやくひかりをのぞめるのだから
そうかんがえるきみをぼくは否定しない
だが、こうかんがえてみてはどうだろう
銀河のはるかからそれをみれば、ほんの一枚のうすかわだ
きみのてにする林檎のそれよりもうすい
あるうたのそれのようにきみはいとおしくおもっているのだろう
だがきみのゆめみるあじはそこにあるのではない
さぁ、ひとおもいにかじりたまえ
それとおなじだ
そしていつの日にか、このだいちをもむしゃぶりつくすのだ
そのうえにひろがるそらをまちのぞんでいるからだ
そしてきみはおもう
まだ海溝の底辺のほうがましだ
なぜならば、はるかかなたにかがやくひかりをのぞめるのだから
そうかんがえるきみをぼくは否定しない
だが、こうかんがえてみてはどうだろう
銀河のはるかからそれをみれば、ほんの一枚のうすかわだ
きみのてにする林檎のそれよりもうすい
あるうたのそれのようにきみはいとおしくおもっているのだろう
だがきみのゆめみるあじはそこにあるのではない
さぁ、ひとおもいにかじりたまえ
それとおなじだ
そしていつの日にか、このだいちをもむしゃぶりつくすのだ