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詩『あをぞら:About A Blue Sky』

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    ひくくたれこめたくろくもをきみはうらめしくにらむ
    そのうえにひろがるそらをまちのぞんでいるからだ

    そしてきみはおもう
    まだ海溝の底辺のほうがましだ
    なぜならば、はるかかなたにかがやくひかりをのぞめるのだから

    そうかんがえるきみをぼくは否定しない
    だが、こうかんがえてみてはどうだろう

    銀河のはるかからそれをみれば、ほんの一枚のうすかわだ
    きみのてにする林檎のそれよりもうすい

    あるうたのそれのようにきみはいとおしくおもっているのだろう
    だがきみのゆめみるあじはそこにあるのではない

    さぁ、ひとおもいにかじりたまえ
    それとおなじだ

    そしていつの日にか、このだいちをもむしゃぶりつくすのだ
    るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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