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詩『ビニールシートはあおい: Plastic Sheets In Blue 』

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    Bに

    まどをあけると一面があおい。いや、あけるまえからそのあおさが曇りガラスのむこうから部屋にさしこんでくる。数ヶ月前からの工事なのだ。音がきこえる。声もきこえる。すべてはこのむこう、まどのむこうの、みちをへだてたむこうの、ビニールシートのなかのできごとだ。休日をのぞく毎朝8時過ぎから日没後まで、なにがはこばれなにがおきてなにがはじまりなにができていくのかはよう知らぬ。でもきっとなにかがすすめられているのだろう。なにかがうまれようとしているのかもしれない。さっきは、毎朝8時過ぎから日没後までとかいた。しかしそのあともおとはつづく。だれもいないなにもなされないそこでかぜをはらんでビニールシートがゆれる。そしておとをたてている。ひるまとなにもかわらない。いや、それよりもおおきくはげしくきこえる。それにおうじて、だれもいないそこにだれかがいるようにもかんじられる。どこのだれともしらぬだれか、正体もわからないなにかの生活がひそやかにおこなわれているようにもおもえる。みみをすませてもわからない。まどにはえるのは街灯にぼんやりとてらしだされたあおさだけだ。だれがまちのぞんでいるのだろう。そして、いったい、なにがうまれようというのか。
    るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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