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詩『あかいめ:In A Scarlet Eye』

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    きっとぬりわすれたのだ
    もういっぽうは漆黒だから
    でなければなぜあのひとみはあかいのだろう

    未完成のその作品の、唯一、克明に描かれているのが彼女だ
    その娘のそこだけきりとってもいい
    しかし、惜しむらくは彼女のひとみがひとつあかいままなのだ

    幾重にもぬりかさねていく手法はその画家の特色といってもよい
    この作品はその過程がありありとわかる
    素描から下塗り、そし完成へといたる手順がひとつの作品におさめられている
    あかいままのそこも、いずれはほかのいろがいくつも重ねられるのだろう

    だけれども、とおもう
    もしもそれが画家の意図だとしたら
    あえてこそのあか、なのか
    そんなひとみをもった少女のめには、いったい世界がどうみえるのだろう
    るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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