『てすさびするふたり(カード・プレイヤーズ)』 by クロヴィス・トルイユ
2019.01.19 Saturday
作品名:てすさびするふたり(カード・プレイヤーズ):この邦題は拙訳です
Les joueuses de cartes
画 家:クロヴィス・トルイユ
Clovis Trouille
美術館:個人蔵
Private Collection
1943年の作品。
以前に、横尾忠則 / Tadanori Yokooの著書『名画 裸婦感応術 / How To Feel Female Nudes In Masterpieces』をこちらで紹介した際に、本作品も掲載していますが、あらためてご紹介します。
上で個人蔵 / Private Collectionとしてありますが、その所有者はその美術評論集の著者自身、すなわち横尾忠則 / Tadanori Yokooです。
どこかでこの作品を観る事は出来ないのかなぁと思うのですが、2012年開催の、著者の展覧会『横尾忠則 初のブックデザイン展 / Tadanori Yokoo Book Design Exhibition』で展示された事がある様です。『ほぼ日刊イトイ新聞 / Hobonichi』の『ただいま製作中! / Now At Work』で、『横尾忠則 初のブックデザイン展 / Tadanori Yokoo Book Design Exhibition』のレポートが掲載されていて、そちらで紹介されていました [と、謂っても本作品自体への言及はありません]。
本作品を観て、思うのは、時間の事です。
ここにあるのは、ほんの一瞬なのか、それとも、永遠とも思われるながい時間なのか、と謂う事です。濃紺色の背景からは、それを伺い知る事が出来ません。どちらでもある様に思われます。そして、ふたりの女性の態度も、期待を描いているのか、それとも倦怠を描いているのか、そのどちらでもあるかの様に思われるのです。
下に掲載するのは、上の作品と同じくカード・ゲームに興じているふたりの女性を描いた、タマラ・ド・レンピッカ / Tamara de Lempickaによる『カード・プレイヤーズ / Les joueuses de cartes (Card Players)』。1926年の作品です。
Les joueuses de cartes
画 家:クロヴィス・トルイユ
Clovis Trouille
美術館:個人蔵
Private Collection
1943年の作品。
以前に、横尾忠則 / Tadanori Yokooの著書『名画 裸婦感応術 / How To Feel Female Nudes In Masterpieces』をこちらで紹介した際に、本作品も掲載していますが、あらためてご紹介します。
上で個人蔵 / Private Collectionとしてありますが、その所有者はその美術評論集の著者自身、すなわち横尾忠則 / Tadanori Yokooです。
どこかでこの作品を観る事は出来ないのかなぁと思うのですが、2012年開催の、著者の展覧会『横尾忠則 初のブックデザイン展 / Tadanori Yokoo Book Design Exhibition』で展示された事がある様です。『ほぼ日刊イトイ新聞 / Hobonichi』の『ただいま製作中! / Now At Work』で、『横尾忠則 初のブックデザイン展 / Tadanori Yokoo Book Design Exhibition』のレポートが掲載されていて、そちらで紹介されていました [と、謂っても本作品自体への言及はありません]。
本作品を観て、思うのは、時間の事です。
ここにあるのは、ほんの一瞬なのか、それとも、永遠とも思われるながい時間なのか、と謂う事です。濃紺色の背景からは、それを伺い知る事が出来ません。どちらでもある様に思われます。そして、ふたりの女性の態度も、期待を描いているのか、それとも倦怠を描いているのか、そのどちらでもあるかの様に思われるのです。
下に掲載するのは、上の作品と同じくカード・ゲームに興じているふたりの女性を描いた、タマラ・ド・レンピッカ / Tamara de Lempickaによる『カード・プレイヤーズ / Les joueuses de cartes (Card Players)』。1926年の作品です。