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『リヴァーサイド・パーク、雪の朝』 by アーネスト・サトウ

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    すみ1色で描いた冬の叙景、と最初はおもう。
    しかしながら、この作品は写真撮影によるモノ、それに驚かされる。


    作品名:リヴァーサイド・パーク、雪の朝
        Snowy Morning At Riverside Park
    画 家:アーネスト・サトウ
        Y. Ernest Satow


    1957年の作品。
    題名にある通り、ニューヨーク / New York Cityリバーサイド・パーク / Riverside Parkでの、ある冬の景色を撮影したモノです。

    みていてはっとするのは、画面下から中央へとはしる円弧、鉄柵 (なのか?)の描く曲線です。
    本来ならば、その曲線はもっとずっとその先へと延びて、この作品の画面を2分割しそうなモノです、柵本来の役割を考えれば。それが、くろくふとい樹の直前で、はたと途切れているのです。
    雪がそれを覆い隠してしまったのでしょうか。それとも、雪によって寸断されてしまったのでしょうか。はたまた、もとからその様な仕様なのでしょうか。
    いずれにしても、それが不思議な感覚を催させると同時に、それがとても美しく思えるのです。

    本来ならば、本作品にある視点には、もっと様々なモノが眼に飛び込んでくる筈です。それが雪と謂う白に覆い隠されて、消え失せてしまっています。
    その結果、不思議な感興を呼び起こすのです。

    みかたによっては、なにかが不足している様にも思えます(例えば、柵のその先です)。しかし、その足りなさが、観るわたしに様々なモノを促すのです。

    下に掲載するのは、ユージン・スミス / W. Eugene Smithによる『春の訪れ、ニュー・ヨーク / First Day Of Spring, New York City』(邦題は拙訳です)。1957年頃の作品です。


    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 08:52 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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