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『手塚治虫の冒険―戦後マンガの神々』 by 夏目房之介

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    手塚治虫は戦後間もなく漫画界のヒットメイカーとなってアニメ界にも進出して第一人者/巨匠としての地位を得たのにも関わらず、常に現場の漫画家としての意識を持っていたヒトです。


    書名:『手塚治虫の冒険―戦後マンガの神々
    著者:夏目房之介
    発行:小学館文庫小学館


    藤子不二雄Aまんが道』:表紙中央の人物が藤子不二雄Aが描いた手塚治虫


    藤子不二雄トキワ荘グループといった後に続くもの達の育成を考える一方で(この辺は藤子不二雄Aまんが道』を読んでね)、常に彼らをライバル視し、彼らに対抗するかの様に新しいジャンルや新しい表現を獲得していきました。
    水木しげるゲゲゲの鬼太郎』がヒットすれば『どろろ』(本日実写版映画公開)を描くし、大友克洋AKIRA』が登場すれば『陽だまりの樹』等でリアルな描写に挑戦する。



    漫画家でもある著者が、技術論表現論も踏まえて多角的に手塚治虫本人と、そして彼と共にあった戦後漫画の歴史を追います。


    実写版映画『どろろ』(塩田明彦監督作品):どろろ(演:柴咲コウ)と百鬼丸(演:妻夫木聡

    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : comics and literature * 15:45 * comments(2) * trackbacks(0) * -

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      comments

      >toshikiさん
      この書物で著者は水木しげるの"説話的な自然風景"に対する手塚的なものとして"物語的な架空風景"を挙げて説明しています。前者が点描などを駆使して"現実と非現実の境界"として背景を描いているのに対して、後者は宝塚歌劇や能舞台の様な様式美の背景を描く、と(と書くと手塚を否定的に捉えている様に読めてしまうかもしれませんが、論説はもっときっちりとしたものなのでご了承願います)。

      静岡で活躍されている、御友人のお父様によろしくお伝え下さい。
      Comment by るい @ 2007/01/29 12:05 AM
      どろろは漫画で楽しみました。私の友人の父親が日本漫画家協会会員で、静岡で活躍しております。
      Comment by toshiki @ 2007/01/28 11:24 PM
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