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『神田紺屋町』from 『名所江戸百景』 by 歌川広重

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    あおい空のした、そのあおさで染まってしまったかの様に、あお地の衣が風に舞う。
    そしていつか、このあおを装ったひとびとが街を闊歩するのだ。


    作品名:名所江戸百景 神田紺屋町
        Kanda Konya-cho

         for the series One Hundred Famous Views Of Edo
    画 家:歌川広重
        Hiroshige
    美術館:国立国会図書館東京都千代田区
        National Diet Library, Chiyoda City, Tokyo Metropolis


    1857年の作品。

    神田紺屋町 / Kanda-Konyachoは、その名のとおり、藍染職人 / Craftsman For Indigo Dyeが集って出来た街です。彼等はここを流れる藍染川 / Aisome-gawaで浴衣地 / Yukata Cloth Materialを洗います(と、謂うか、彼等が浴衣地 / Yukata Cloth Materialを洗うからこその、その川の命名なのでしょう)。
    藍 / Indigoで染めた浴衣地 / Yukata Cloth Materialは、屋上にある櫓 / Turretの上でほすのです。本作にみえるあおく染まった幟 / Noboriの様な衣々は、そんな光景を描いたモノです。

    ほしてある布にある「魚 / Fish」と謂う文字は、本作品の版元 / Publisherである魚栄こと魚屋栄吉 / Eikichi Uoyaからとられています。
    また、菱形 / Diamondの紋様は、画家の名にある"広 / HIro"を図案化したモノです。

    ほしてある浴衣地 / Yukata Cloth Material浴衣地 / Yukata Cloth Materialによってできた谷間に江戸の街並み / Streetscape Of Edoがみえます。樹々のあいだにみえるのは江戸城 / Edo Castleで、その遥か向こうに富士山 / Mt. Fujiを望みます。
    当時は、そこからも富士山 / Mt. Fujiを拝めたのですね。

    下にあるのは、葛飾北斎 / Hokusaiによる『紺屋の図 / Picture Of Dye House』。1799年刊行の『画本東都遊 / Picture Book Of The Pleasures Of The East (Ehon Azuma Asobi)』の1葉です。
    上の作品に観られる光景の、その直下にある藍染職人 / Craftsman For Indigo Dyeのなりわいです。


    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 09:01 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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