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『サイコボーグ1』 by 森村泰昌

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    あんまり似ていないなぁ。
    なんでこんなことするんだろう。
    ここが違うんだよ。
    ぷぷ、へんなの。

    本作を観ての、第1印象はうえの様なモノであろう。


    作品名:サイコボーグ1
        Psychoborg No.1
    画 家:森村泰昌
        Yasumasa Morimura


    1994年の作品。

    「私は一九九四年に『サイコボーグ・シリーズ』という写真作品を発表いたしました。マイケル・ジャクソンとマドンナをミックスしたようなキャラクターを創作し、自分自身がそれに扮するセルフポートレイトです。「サイコボーグ」とは「サイコロジー」と「サイボーグ」を組み合わせた造語です。」(森村泰昌 / Yasumasa Morimura著『美術の解剖学講義 / The Lecture Of Anatomy For Art』より)

    上に引用した著作では、本作発表後に、様々な鑑賞者からの様々な反応や疑問が寄せられた事が綴られています。ですが、その反応や疑問に対する画家からの解答の様なモノは、殆ど記されていません。
    マドンナ / Madonnaであるよりも、カルチャー・クラブ / Culture Clubボーイ・ジョージ / Boy Georgeに似ているなぁとか、画家自身の本作への感想ばかりが綴られているのです。そして、その殆どが眉に関する考察なのです。

    「『サイコボーグ・シリーズ』を私は全部で二十九点制作しましたが、そのなかにマドンナの顔のアップを正面から捉えたハーブ・リッツの写真をベースとして制作したものがありました。私はソックリショーをやるつもりはないので、服の柄とか背景の色とかにずいぶんアレンジを加えています。」(上掲書より)

    本作の原典は、上の引用文にある通り、マドンナ / Madonnaを撮影したハーブ・リッツ / Herb Rittsの作品です。1990年に発表された彼女のベスト盤『ウルトラ・マドンナ グレイテスト・ヒッツ / The Immaculate Collection』の為に行われたフォト・セッションの成果のひとつです。
    その原典をここで掲載すべきと思われるかもしれませんが、引用文にある「ソックリショー」云々を尊重して、ここでは控えます(どうしても観たいと謂う方には、こちらで掲載してあります、内緒ですよ)。

    なので、下に掲載するのは、同じく1990年にアンジェリーナ・ジョリー / Angelina Jolieを撮影した肖像写真を選んでみました。
    ハリー・ラングドン / Harry Langdonによる『アンジェリーナ・ジョリー15歳、はじめてのフォト・セッション / Photos From First Photoshoot Of Angelina Jolie Taken When She Was 15 Years Old』(邦題は拙訳)です。


    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 08:25 * comments(0) * - * -

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