<< January 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< happy valentine 2008 | main | 『深紅のカーテン』 by ジュール・バルベー・ドールヴィイ >>

『たらいを洗う女』 by エドガー・ドガ

0
    その髪を束ねた、裸の女性は、己の足許の / Tubを洗っています。場所は、恐らく彼女の自室か恋人のアパルトマン / Apartment。そとの、暖かい春の陽射しの気配を感じる事が出来ますが、彼女のいる部屋は、光も届かずに寒々としています。彼女は腰を折り、一心不乱に / Tubの汚れをこそぎ落とそうとしています。入浴の後の光景を描いたものなのでしょうか。彼女の背は痩せています。こちらからは観えない彼女の表情を、わたし達は窺い知る事が出来ずに、想像を逞しくするしか術はありません。


    作品名:たらいを洗う女
        The Tub
    画 家:エドガー・ドガ
        Edgar Degas
    美術館:
    ヒルステッド美術館合衆国コネチカット州ファーミントン
        Hill-Stead Museum, Farmington,Connecticut, USA

    エドガー・ドガ / Edgar Degasの作品をわたしのブログ"with a kiss,passing the key"で紹介するのは二度目です。前回は、『踊りの花形(エトワールまたは舞台の踊り子)』という作品を紹介しました。
    エドガー・ドガ / Edgar Degasは、『踊りの花形(エトワールまたは舞台の踊り子) / L 'etoile ou La danseuse sur la scene』の様に、華やかな舞台の模様と同時に、それらを支え彩る踊り子達 / The Dancersの、素の表情や日常をも、何度となく作品化しました。この作品は、そのうちのひとつでしょう。
    華やかなステージとは裏腹に、彼女達の生活は厳しくて、その落差に驚かされてしまいます。
    そして、なんとなく、己自身のいまの生活にエドガー・ドガ / Edgar Degasの作品の世界観を重ね合わせてしまいます。

    ところで、TV番組『刑事コロンボ / Columbo』シリーズの一篇に、その名も『二枚のドガの絵 / Columbo: Suitable for Framing』という作品があります。殺人事件の犯行現場から持ち去られた二枚のエドガー・ドガ / Edgar Degasの絵の行方が、コロンボ警部 / Lieutenant Columboと犯人との駆引きとなり、思わぬモノが犯人逮捕の重要証拠となります(...ここから先は書いてはイケマセンね??...)。


    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 14:53 * comments(0) * trackbacks(0) * -

    スポンサーサイト

    0
      スポンサードリンク * - * 14:53 * - * - * -

      comments

      entry your comments









      trackbacks

      このページの先頭へ