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『深紅のカーテン』 by ジュール・バルベー・ドールヴィイ

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    フランス / France西部を旅する乗り合い馬車の中で、「わたし」は勇壮な将校として著明な子爵と知り合う。その乗り合い馬車の故障の為、小さな田舎町に宿泊せざるを得なくなった「わたし」達。真っ暗なその町の、一軒の宿屋にひとつだけ、灯が灯されている窓があった。子爵はその窓にある深紅のカーテンを発見して、恐怖に戦くのであった。
    ...。
    それは、かつて30年以上も前に、深紅のカーテンの向こうで子爵が体験した。激しい愛の交歓と、それに続く身の毛もよだつ恐怖の体験が原因であったのだ。子爵は己の体験を語り出す...。

    平穏なフランス / Franceの田園風景に潜む、激しい女性の愛のカタチを描いた連作のひとつです。

    原著『Les Diaboliques』(画面左)& 『悪魔のような女たち』(画面右)

    書名:『深紅のカーテン』: 『悪魔のような女たち
    原題:"Le Rideau Cramoisi" : "Les Diaboliques"
    著者:
    ジュール・バルベー・ドールヴィイ / Jules Amedee Barbey d'Aurevilly
    翻訳:中条省平
    発行:ちくま文庫筑摩書房


    ところで、上に紹介したちくま文庫版の表紙に使われている絵画作品は、フェリシアン・ロップス / Felicien Ropsの『ポルノクラート / Pornocrates』という作品です。
    と、いうのは、フェリシアン・ロップス / Felicien Ropsは『悪魔のような女たち / Les Diaboliques』が刊行された際に、その口絵作品を手掛けたからです。彼は、その他にも、シャルル・ボードレール / Charles Baudelaireの『漂着物 / Epaves』の口絵等も手掛け、19世紀末(ファン・ド・シエクル) / Fin De Siecleに現れた文学〜芸術運動のひとつ、象徴主義 / Symbolismeの代表的な画家としての地位を築きます。


    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : comics and literature * 21:52 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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