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『カフェ・コンセール レ・ザンバサドゥール』 by エドガー・ドガ

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    華やかな舞台では、紅や蒼や黄の衣装をまとった女性達が、艶やかな響宴を繰り広げています。その舞台前面には、オーケストラル・ピット / Orchestra pit。彼女達の熱演を華麗な演奏で支えています。そして、それを凝視している紳士や淑女。物語は、今まさにクライマックスなのです。


    作品名:カフェ・コンセール レ・ザンバサドゥール
        Le Cafe-concert aux ambassadeurs
    画 家:エドガー・ドガ
        Edgar Degas
    美術館:リヨン美術館フランス共和国リヨン
        Musee des Beaux-Arts de Lyon,Lyon,France


    さて、どこかで観た様な映像です。
    って、ボケるのも変ですよね?

    以前わたしのこのブログのここでも紹介したル・ディバン・ジャポネ / Le Divan japonais』(画: アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック / Henri de Toulouse-Lautrec)と同趣向の作品です。
    それぞれのタイトルどうり、『ル・ディバン・ジャポネ / Le Divan japonais』も『カフェ・コンセール レ・ザンバサドゥール / Le Cafe-concert aux ambassadeurs』も、当時パリ / Parisで全盛を極めたカフェ・コンセール / Cafe Concertの中の店の光景です。

    とは、いうものの、それぞれの作品において、画家が向ける眼差しの方向がだいぶ異なります。
    アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック / Henri de Toulouse-Lautrecは、その焦点をステージに魅入るひとりの婦人にあてて、舞台よりも客席で行われている恋の駆け引き?を描いています。一方の、エドガー・ドガ / Edgar Degasによる本作品では、ステージ上での熱演を含めた光と闇の乱舞に注視している様です。

    最も暗い闇に包まれたオーケストラル・ピット / Orchestra pitからにょっきりと伸びた、コントラバス / Kontrabassのネックが描く異様なシルエット。闇に照り映える、美しく着飾った乙女達の髪々を彩るコサージュ / corsage
    そして、舞台で華やかな輝きを呈示し続けている、女優や歌手の衣装。舞台下からあてられる眩い光線によって、日常とは異なる、人工美。淫美にも媚惑にも思えます。

    それでは、一介のカフェ・コンセール / Cafe Concert・シンガーから世界的シンガーとなった、エディット・ピアフ / Edith Piafをここで紹介します。彼女の生涯を綴った映画『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜 / La Mome(La Vie En Rose)』(オリヴィエ・ダアン / Olivier Dahan監督作品 主演:マリオン・コティヤール / Marion Cotillard)も話題になりましたね。


    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 13:05 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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