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"You'd Be So Nice To Come Home To" by Jo Stafford(『ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ』 by ジョー・スタッフォード)

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    performed by Jo Stafford from the album"Jo + Jazz"


    それは丁度今頃。梅雨入り宣言したばかりの、ある雨の日の事です。
    最上級生になって、いろいろやらなくちゃならない事ばかりで、だけれども、なんにもやりたくないや、というキブンの日々のある日。
    繁華街のアーケードをぷらぷら歩いていたら、先輩を見かけました。

    三月に卒業して、進学の為に、上京した先輩です。
    在学中は、あまり親しくはなかった先輩ですが、思いきって、声をかけてみました。

    馴染みのお店に行くと言うので、そのまま、なんとなく、くっついていきました。
    そこは、ジャズ喫茶というところで、暗い部屋で音楽が大きな音で流れていました。(もう時効だから書くけど、お酒も頂きましたよ)
    その時はあまり話は出来ませんでしたが、後日、先輩の大好きなジャズを録音したMDが送られて来ました。
    わたしは、簡単なお礼状を一通出しましたが、結局、それっきりでした。

    performed by Katteni - Shiyagare + Mika Nakashima from the album"Let's Get Lost"


    さて。
    その冒頭に収録された曲がこの曲です。
    コール・ポーター / Cole Porterの作で、勝手にしやがれ + 中島美嘉もカヴァーしていますね。
    一般的には、クインシー・ジョーンズ / Quincy Jonesがアレンジして、クリフォード・ブラウン / Clifford Brownのトランペット・ソロをフィーチャリングした、ヘレン・メリル / Helen Merrillの名唱が有名です。しかし、何故か、そのMDに収録されていたのは、ジョー・スタッフォード / Jo Staffordのヴァージョンでした。
    聴き比べると、ジョー・スタッフォード / Jo Staffordのが、一番大人びていて情感的ですね。


    いや、そんな事よりも(笑)。


    曲名の『ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ / You'd Be So Nice To Come Home To』というのは、直訳すると、「(君のいる)故郷に帰ってくるのは嬉しい」という意味で、今考えると、先輩ならではのさりげないメッセージだったのです。
    うぅ〜ん。それにその時、気づいていれば...。もうちょっと、別の展開もあったかもしれませんね(涙)。

    っつーか、ジャズ・マニアにしか解らないメッセージぢゃん。

    performed by Helen Merrill from the album"Helen Merrill"
    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : music * 00:17 * comments(7) * trackbacks(1) * -

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      comments

      本文でご紹介させて頂いた、ジョー・スタッフォード / Jo Staffordさんが去る07.16.におなくなりになりました。享年90歳。
      ご冥福をお祈り致します。

      詳細は、英文ですが、下記のアドレスをご覧下さい。

      Wistful Singer, Jo Stafford, Is Dead at 90

      http://www.nytimes.com/2008/07/18/arts/music/18stafford.html?_r=1&ref=obituaries&oref=slogin
      Comment by るい @ 2008/07/19 5:37 PM
      >はるっぴ・裸類さん

      ぢゃあ、そのジャズ講義のお礼返しとして、祝辞をなさったんせすかね〜。

      祝辞に相応しいジャズのお話って、なんでしょう? なんか、悲恋とかお式に相応しくない事しか思いつきませんです。
      Comment by るい @ 2008/06/10 9:27 PM
      ジャズ喫茶で一度だけ、仕事上の先輩と偶然に出会った。
      彼は店内の私を見つけるや否や、素早くテーブルを挟んだ席へ座り…この後、彼のジャズ講義に∋間ばかり付き合わされた(笑)
      私には仮眠を摂る場所のジャズ喫茶でも、彼には趣味の場所。
      これは良い、あれも良いと一生懸命に教えてくれた。
      寝不足の私の頭には何も記憶できなかったのだが(苦笑)

      この何カ月か先に控えた彼の結婚披露宴で、私が祝辞を読み上げる事になるとは‥その時はまだ分からなかった(笑)
      Comment by はるっぴ・裸類 @ 2008/06/10 9:01 PM
      >はるっぴ・裸党さん

      へぇ〜、そうだったんですかぁ。

      >そんな人に限り、ジャズの話なんだよ。
      >白熱した議論を交わしていたけど、
      なんか本末転倒しているみたいですね。
      Comment by るい @ 2008/06/10 1:06 AM
      そう言えば、ジャズ喫茶ではひそひそと話すのが主流だったよ。
      ろくにジャズを聴いてる人もいないのに、遠慮がちに小さな声で喋るから、離れた席の人が普通に話すと会話が聞こえてしまう。
      そんな人に限り、ジャズの話なんだよ。
      白熱した議論を交わしていたけど、内容はさっぱり分からなかった(笑)

      私的には誰にも邪魔されず、そっと寝かせて欲しかったのだが(笑)

      夜間大学の帰り道に立ち寄ってたからね。

      Comment by はるっぴ・裸党 @ 2008/06/10 12:48 AM
      >はるっぴ・裸系さん

      そお言えば、わたしが連れてかれたお店では、ひそひそ話しかしなかったのは、寝ているお客さんを起こしちゃうからかしら? ちょっと、わたしの声のトーンが高くなると、その先輩から、しぃ〜ってされちゃいました。
      Comment by るい @ 2008/06/10 12:20 AM
      私が学生の頃はジャズ喫茶が流行っていて、大抵の店が深夜営業してた。

      友達との待ち合わせにジャズ喫茶を選ばなかったのは、隠れ家的な存在だったから。
      ジャズ喫茶に行くと、客の半分は寝てた(笑)
      私もその一人で、テーブルに参考書やらレポートやら散乱したまま、ジャズの心地よいリズムに寝かされてた。
      どうでもいいような味のコーヒーが冷めてから、目が覚めると真夜中。

      80年代前半のお話。

      Comment by はるっぴ・裸系 @ 2008/06/10 12:09 AM
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      ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン(HELEN MERRILL)

      ヘレン・メリル(HELEN MERRILL)御本人はこのジャケット写真大ッ嫌...
      From can we beat them? @ 2008/06/13 6:42 PM
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