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詩『伯爵に捧ぐ』

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    わたしの目の前で今
    彼が逝かんとしている
    永遠の生命を誇り
    闇の世界を支配していた彼
    その彼が今、逝かんとしている

    白日の下に曝されてぶざまに跪き
    怯えた眼でわたしを凝視める
    指先から足下から
    彼の身体は徐々に崩壊れていく
    未来永劫を誇っていたその生命も
    滅び逝く肉体と共に失われつつある

    この哀れな生物が
    暗黒の帝王なのか

    わたしを誘惑し
    わたしを翻弄し
    わたしの心を奪っていった
    わたしを愛するひとよ

    わたしは彼に我が身を捧げ
    彼と共に生きよう
    さぁ、吸いなさい わたしの命の迸りを
    さぁ、呑みなさい 流れ続ける紅い血潮を

    これがわたしのあなたへの愛の証

    今宵より
    わたしは彼と共に
    100年1000年10000年
    永久えに続く
    夜の世界に生きてゆこう
                   -my bloody sunday


    るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 10:19 * comments(0) * trackbacks(0) * -

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