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『雪女』 by 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)

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    怪談 / Kaidan : Tales of the Strangeは夏場のお盆興行というのが相場で、稲川淳二さんも真夏にしかTVにはご出演なさいません。それでも、四季折々に応じての恐怖体験や心霊体験はあるもので、これは真冬の豪雪の時のお話でございます。


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    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : comics and literature * 21:27 * comments(0) * trackbacks(0) * -

    『サタン、ヨブを撃つ』 by ウィリアム・ブレイク

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      苦悩とも困惑とも思える表情をたたえた、蝙蝠の翼を持つヒトが、彼の足許に横たわる老人にナニモノかを浴びせかけています。その傍らには嘆き悲しんでいる女性が俯いていて、遥か彼方の黒い海には、禍々しいまでの大きな陽が沈もうとしています。夥しい黒雲が幾重にも重なり、この不吉な絵をさらに不安なものとしています。


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      るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 16:47 * comments(0) * - * -

      再びこの店で待っているるいです(I'm waiting for the man, again.)

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        るい rui, the creature 4 =OyO= * avatar : myself * 21:25 * comments(0) * trackbacks(0) * -

        短歌:茫然自失ヲ詠メル

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          080122_1706~0001.jpg
          遅い冬 君の詞は 謂れなく 泪え流さず 風の音を聴く
          るい詠める


          るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : tanka * 18:19 * comments(4) * trackbacks(0) * -

          『アウトサイダー』 by H.P.ラブクラフト

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            作者のハワード・フィリップス・ラヴクラフト / Howard Phillips Lovecraftと彼が産み出した『クトゥルー神話 / Cthulhu Mythos』に関しては、既にこのブログのこちらのページで書いておりますが、彼の作品の中でも、最も好きな短編『アウトサイダー / The Outsider』を御紹介します。

            原著『The Outsider and Others』(画面左)&『ラヴクラフト全集 3』(画面右)

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            るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : comics and literature * 16:11 * comments(2) * trackbacks(0) * -

            『種をまく人』 by ジャン=フランソワ・ミレー

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              その男は、肩にかけた袋からひとつかみの種を取り出すと、急斜面の畑にその種をまいていきます。あたりは次第に薄暗くなり、夜の闇が迫っています。沈む夕陽を受けて、乾草を積んだ荷車だけが黄金色に輝いています。
              その一瞬の黄金色の反射に助けられて、薄暗い闇に溶け込みそうな、その男の衣服が、赤・青・黄の配色が眼の中にすぅっと飛び込んできます。


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              るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 13:23 * comments(0) * - * -

              『砂男 』 by E.T.A. ホフマン

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                砂男 / Der Sandmannというと、『アンパンマン』に登場したキャラ、すなおとこを想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、全然違います。
                ドラえもん』の道具にも砂男式さいみん機として登場したそうですが、わたしは知りません。そう云えば、スパイダーマン / Spider-Manにもサンドマン / Sandmanが登場しましたね?

                ホフマン短篇集』(左)&『Der Sandmann』(右)

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                るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : comics and literature * 16:41 * comments(0) * trackbacks(0) * -

                『ラ・ジャポネーズ』 by クロード・モネ

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                  畳敷きの室内には、いくつもの団扇が壁に飾られています。そして、その前で、まっかな着物を身に纏い、左手に持っている扇を振り翳しているその女性のアップに束ねられたその髪は、黄金に輝いています。その顔は、黄金の髪 / blonde hairよりも、ひときわ美しく、そして、喜びに満ちています。


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                  るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 13:35 * comments(0) * trackbacks(0) * -

                  『唇のねじれた男』 by アーサー・コナン・ドイル

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                    "正月三が日に、本格的に腰を据えてじっくりと、大長編を読む"という趣旨の発言をしたものの、当然の様に(エッ、ソウナノ??)読みませんでしたぁ。
                    だからと云う訳ではありませんが、前回に引き続き、お手軽に読めてしまう短編を御紹介致します。


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                    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : comics and literature * 19:51 * comments(0) * trackbacks(0) * -

                    『ナポレオンの聖別式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠』 by ジャック=ルイ・ダヴィッド

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                      ここに描かれているのは、己の人生の頂点を極めたオトコの姿であり、また、この人物の活躍の舞台となった国にとっても、歴史的な転換点そのものです。


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                      るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 14:40 * comments(0) * - * -
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