強い意志を感じる歌です。そして、深い哀しみを負った歌とも言えます。
歌の主人公は、愛の不在を嘆いています。そして、その咎は己にもある事も知っています。総ては周回遅れの、もう修復不可能な状態に陥っています。でも、ほんの一瞬の望みを賭けて、彼女は賭けにでるのです。
愛は賭けるものですか? 否、むしろ、信じる事だと、そんな風に想いました。
そおして、そんな風にして今、生きている、生きようとしている、ヒトビトがいるんだなぁと思います。
丘は遥かに遠いのかも知れないけれども、でも、丘は眼の前に観えています。
あの丘を駆け上りさえすれば...