詩『うしろかみ:A Fairy Behind You』
2017.12.31 Sunday
いちど決意したそのひとはもう わたしのことなどかえりみないだろう
わたしがなにをするのでもない
わたしになにができるのでもない
でもわたしはずっとそのひとをみていたのだ
たちどまらざるをえないとき
慎重にならざるをえないとき
はじめてそのひとはわたしにきづくだろう
そしてふりかえるのだ
ためいきをひといきつくのかもしれない
ためらいという文字をおもいおこすかもしれない
わたしのうしろには不安も後悔もひかえている
かれらの存在にもそのひとはきづくのであろうか
でも わたしにはなにもこたえられない
わたしがなにをするのでもない
わたしになにができるのでもない
でもわたしはずっとそのひとをみていたのだ
たちどまらざるをえないとき
慎重にならざるをえないとき
はじめてそのひとはわたしにきづくだろう
そしてふりかえるのだ
ためいきをひといきつくのかもしれない
ためらいという文字をおもいおこすかもしれない
わたしのうしろには不安も後悔もひかえている
かれらの存在にもそのひとはきづくのであろうか
でも わたしにはなにもこたえられない