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『老女(ラ・ヴェッキア)』 by ジョルジョーネ

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    窓枠? の向こうに佇む老女がひとり。その顔に顕れている老いは隠す事は出来ないが、彼女の心情は決して窺いしれない。そのふたつのまなこはどこを凝視めているのか、中途半端にあけられた口蓋から何を語ろうとしているのか、皆目検討もつかないのだ。もしかすると、彼女の内心は既にこの世にはないのかもしれない。そんな気さえするのである。
    そんなとき、観るモノのそんな途惑いを知ってか知らずか、彼女の右腕にある一文が雄弁に語り出すのである。


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    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 08:52 * comments(2) * - * -

    短歌:映画ミテ詠メル

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      DSC_0001.JPG
      ゆくさきを おもふおんなの こけた頬 麗しくみゆや まみえが描く円
      るい詠める

      るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : tanka * 17:16 * comments(0) * trackbacks(0) * -

      『どんな色がすき / Which Colour Do You Like?』performed by bonobonos return

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        どんないろがすき (あか)
        ”人" ´ω`?" ”人" ´ω`?"
        あかい いろがすき
        "ヽ(´ω` "o) "ヽ(´ω` "o)
        いちばんさきに なくなるよ
        ”人" ´ω`)" ”人" ´ω`)"
        あかいクレヨン
        "ヽ(´ω` )ノ" "ヽ(´ω` )ノ"
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        るい rui, the creature 4 =OyO= * works : bonobonos * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

        "Antonio's Song (The Rainbow)" by Michael Franks(『アントニオの歌』 by マイケル・フランクス)

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          鬱陶しい梅雨空には爽やかなボサノヴァ / Bossa Novaを。
          と、思っていたら、意外と死の匂いが濃厚なのです。


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          るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : music * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

          詩『6月:Rainy June』

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            陽のささぬ朝
            もうすぐにもふるだろう

            街は夏の予感でいっぱいだ
            あせっているのか
            それともそれにあおられているわたしなのか

            ひとつひとつの些事をいつもより丁寧にくりかえす
            それでも時間はあまる
            くらい部屋のまんなかから うらめしそうにまどのむこうをみる
            ぐづついた天気でいくつかがさきのばしなのだから

            やかんのわくおとがする
            そう あそこはいつもこの時間
            はれてもてってもふってもくもっても
            なぜそれができないのだろう

            そうおもってもうしばらくここにすわっている
            るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

            『デメトリオス1世(ブロンズの若者の頭部)』 by anonymous

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              あるべき両の瞳がないのがこわい。破損している頭部左面もその拍車をかける。
              まるで、死者の顔からうつしとったデスマスク (Death Mask)の様に想えるのだ。

              "Demetrio Poliorcetes. Un bronce monumental helenístico recuperado (Cabeza de bronce, Cat. no. 99 E)" by anonymous
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              るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 09:45 * comments(0) * trackbacks(0) * -

              短歌:異國憶フテ詠メル

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                彼がゆく 砂塵の彼方の まぼろしは 牧羊神の 吹くが笛の音
                るい詠める



                るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : tanka * 17:16 * comments(0) * trackbacks(0) * -

                『百万本のバラ / Davaja Marina meitenei muzinu / Million Roses』performed by bonobonos return

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                  小さな家とキャンバス 他には何もない
                  ”人" ´ω`)" ”人" ´ω`)"
                  貧しい絵かきが女優に恋をした
                  "ヽ(´ω` "o) "ヽ(´ω` "o)
                  大好きなあの人に バラの花をあげたい
                  ”人" ´ω`)" ”人" ´ω`)"
                  ある日街中の バラを買いました
                  "ヽ(´ω` "o) "ヽ(´ω` "o)
                  百万本のバラの花を
                  "ヽ( ´ω`)人(    )ノ"
                  あなたに あなたに あなたにあげる
                  "ヽ(    )人(´ω` )ノ"
                  窓から 窓から 見える広場を
                  "ヽ(    )" (o" ´ω`)ノ"
                  真っ赤なバラで うめつくして
                  "(´ω` "人" "(´ω` "人"
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                  るい rui, the creature 4 =OyO= * works : bonobonos * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -

                  "She" by Green Day(『シー』 by グリーン・デイ)

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                    前回とは同名異曲 / Same Name Different Song。

                    "She" (lyrics is here) from the album "Dookie" by Green Day

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                    詩『くらいそらのあさ:A Morning Under The Dark Sky』

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                      あめがふっている
                      おさないあの日をおもいだす
                      まどをちいさくあけてずっとうらめしそうにみていたあのあさ

                      かさはたたまれたままだ
                      やくそくはぜんぶ反故にされた
                      こんな日におでかけしてもしようがないでしょう、って

                      でもおぼえている
                      ふだんどおりにおきがえさせられた日もあったことを
                      そんなりゆうでおやすみしたらおこられますよ、って

                      わたしのとなりにはもうひとりいて そいつはまだねている
                      このままほうっておいてもいいのだろうか
                      それともやさしくゆりうごかすべきなのだろうか

                      それでもわたしはでかけることにする
                      やくそくはわすれたことにしておいて
                      るい rui, the creature 4 =OyO= * poetry : sonnet * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * -
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