おさなごならばきっとなきだすだろう
こちらにみせているのは満面の敵意 全身からはっせられる敵愾心なのだから
そこにある感情をしるやいなや おびえ それを身をもって発露するしかない
だからといっておそれることはない
おりのなか わたしたちへと てのとどかないところに ふうせられているのだから
ときにてにしたものをとうじたとしても けっしてそれがとどくことはない
そのおろかさをわらっていればいい まさに道化だ
しかし、とわたしはおもう
これこそわたしたちのすがたそのものではないかと
完全に隔離された場所でするのは威嚇ばかり
そしてそのありさまをゆびでささされてわらわれているのだ
いや、そうではない
そこにいるからこそ そんなふるまいができるのだ
きずつくものはだれもいない そしてそれゆえにわがみも安心なのだから