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『キキ』 by ペル・クローグ

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    おんなはきっと不満なのである。そして、飽き飽きしているのだ。
    不自然な体勢で、自身の右肘をついているのは、その顕れなのである。
    今頃になって、おとこが花束を掲げて顕れても、納得する事は決してないのである。


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    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 09:43 * comments(0) * trackbacks(0) * -

    『ローラ・モンテス』 by ヨーゼフ・カール・シュティーラー

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      黒髪にさした赤い花の髪飾りが、彼女のおおきな瞳を一層、輝かせる。
      レースの襟で飾られた清楚な黒い衣服もまた、彼女の肌の肌理をさらに強調する。


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      るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 10:05 * comments(0) * trackbacks(0) * -

      『戦場から去る負傷した胸甲騎兵士官』 by テオドール・ジェリコー

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        何かに怯えている様な馬をひき、坂道を下る。左腕にある銃はまるで1本の杖の様な位置にある。彼が馬を降りて歩いているのは、それ故なのだろう。
        彼が気がかりなのは、自身の行く先ではなくて後方なのである。彼がそこから去らざるを得ない原因はそこにあり、そしてそこでのその後が自身の命運をも握っているからなのだった。


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        るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 09:33 * comments(0) * trackbacks(0) * -

        『相対性』 by マウリッツ・エッシャー

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          煉瓦壁の中を幾つもの階段が縦横無尽にはしっている。そして、それ故に、この建物の中の重力、そしてその結果としての天地左右上下は、何処にあるのか全くもって不明である。だが、それにも関わらず、人々は平然とこの異次元を自由に行き交い、それをみるわたし達は、眩暈をおぼえ、視線は虚空の中を彷徨うばかりだ。


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          るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 09:56 * comments(0) * trackbacks(0) * -

          『アルジェの女たち』 by パブロ・ピカソ

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            画面左には、双丘をあらわにした女性が正面を向いて腰掛け、その隣には全裸の女性が仰向けになって大きく脚を組んでいる。
            彼女達がいる奥行きのある部屋の、その奥にはもうひとりの女性のはだかの臀がみえ、そこからさらに奥にある扉の向こうにもひとり、むきだしの乳房をたたえた女性がみえる。


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            るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 09:45 * comments(0) * trackbacks(0) * -

            『エロディアス登場』 by オーブリー・ビアズリー

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              おごそかに告げられるのは、その宴の主役である女王。先導する小姓のうしろには威厳と威光が控えている様にも思える。おんな盛りのその胸はさらに磨き上げられ、裳裾を捧げる稚児は、その美しさにこうべをたれるばかりなのであった。


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              るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 09:36 * comments(0) * trackbacks(0) * -

              『音楽の勝利』 by マルク・シャガール

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                様々な場所でそれぞれのヒトビトが、思い思いの音楽を奏でる。
                そしてそこから生まれたエネルギーはおおきな渦となって、ひとりの天女を誕生させる。


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                るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 09:44 * comments(0) * trackbacks(0) * -

                『糀町一丁目山王祭ねり込み』 from 『名所江戸百景』 by 歌川広重

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                  揃いの笠を被った群衆が大挙して、堀端の坂を登り、城門の中へと進む。
                  祭りの熱狂は、おそらくその先にあるのだろう。


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                  るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 09:56 * comments(0) * trackbacks(0) * -

                  『母の肖像』 by ポール・ゴーギャン

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                    ゆるく束ねた豊かな髪。こちらになげかける瞳のやさしさ。すこし大きくて、くっきりと紅をさした唇。
                    黄色の背景の中にあるその顔には影がさし、それが彼女の表情の解釈を自在にさせる。おそらく、みるときみるときで、表情は異なった感情を浮かべるのだろう。
                    いまのわたしには、彼女は我が子の行いをすこし危ぶんでいる様にみえる。


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                    るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 09:38 * comments(0) * trackbacks(0) * -

                    『ルイ14世の肖像(1638−1715年)』 by イアサント・リゴー

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                      「やがて権力が宗教、つまり神様の代弁者であった法王からはなれて、近代国家の王侯貴族に移ってくる。彼らが政治的実権をもつようになると、絵画作品も完全に非宗教的になり、王侯貴族の光栄と権力を象徴する美しい肖像などが描かれるようになります。絢爛たる服装をした貴族が画面の中央に、威風堂々たる姿で描かれます」
                      今日の芸術 / Today's Art』(岡本太郎 / Taro Okamoto著)より



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                      るい rui, the creature 4 =OyO= * criticism : art * 09:36 * comments(0) * trackbacks(0) * -
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